砂丘の中の小さな村、アチンスの宿
最近では日本でもずいぶんその存在を知られるようになった、ブラジルの白い砂丘と青い湖「レンソイス・マラニェンセス」。多くの観光客は、拠点空港のサン・ルイスから移動しやすいBarrerinhas(バヘリーニャス)という町に宿を取り砂丘観光をします。が、今回ご紹介するAtins(アチンス)という町のRancho Pousada(ハンショ・ポウサーダ)は、かなり秘境ムード漂う、知る人ぞ知る宿なのです。砂丘の他には何もない 秘境村
アチンスは、バヘリーニャスからボートに乗って川を下ること数時間、本当になにもない小さな小さな町です。そこにあるのが、通称「Buna(ブーナ)の宿」。町のちょっとした有名人(?)ブーナ氏が経営する宿で、こんなに田舎にありながら、なんだかちょっとこじゃれた雰囲気の宿。1軒1軒独立したコテージ風の部屋になっていて、さりげないインテリアがとても素敵です。手入れされた、快適なナチュラル宿は料理も絶品
広いシャワー室は水圧も良好で快適ですし(これはブラジルの田舎宿では大切なポイント)、何よりうれしいのが、レストランの料理が美味しいこと! このような田舎では、食事の選択肢が他にないということが多いので、宿の料理がイマイチだとかなり悲しくなるわけです。でもここの料理は本当に美味しかった! 素朴な田舎料理ですが、味が非常にこなれていました。グルメも納得の味だと思います。宿の車で砂丘巡り
そして、砂丘はすぐそこにあります。頑張れば宿から歩いて行けますし、無理しなくても、宿が砂丘めぐりツアーに車で連れて行ってくれますので、ぜひアレンジしてもらいましょう! 観光客でいっぱいのバヘリーニャス周辺とは全く違う、本当に誰もいない、自然の雄大さを心底味わえるのがアチンスの最大の魅力です。田舎の宿にしてはやや高いですが、他にはないここだけの良さをめいっぱい満喫できますから、コスパは最高に良いと思います。◆Rancho Pousada
・住所:Rua Principal s/n | Praia do Atins, Praia do Atins
・公式サイト:http://www.ranchopousada.com/