1日に数十分の輝きを求めて、“青の洞窟”
1年のうち12月~2月の約数カ月のみ、しかも午前中の本の数十分のみ見ることができるという景色。それがボニートにある青の洞窟です。その景色というのは、洞窟の入り口から直接差し込む太陽の光が水面に届く、その時だけ湖面がキラキラと真っ青に光り輝くというものです。現地発着ツアーなのですが、拠点の町ボニートからバスのトランスポートも出ていて、宿や旅行会社などで、セット予約できて便利です。ただ現地の人はそれほどその時間帯に重きを置いていないようで、「光が差し込む時が見たいのよ! 」と伝えてみても、「たぶん大丈夫だと思うよ。」と呑気な回答。ですので、ご自分で朝日の時間など調べて行かれる方が確実だと思いますよ。
いずれにしても青の洞窟は美しいです。木々の生い茂る道を抜けて、洞窟に下りて行く過程ではワクワクを押さえられません。そしてその奥底にひっそりと存在する、神聖な気分にすらなる神々しい"アオ"。それを目にしただけで、(来て良かった! )と思えるでしょう。そしてもしラッキーにもこの貴重な時期に、あなたがこの場所を訪れることになれば、是非その奇跡の瞬間を狙って欲しいです。
もちろん1年を通してツアー自体はありますし、その時間帯を狙う人ばかりではないのですが、そんな情報を手に入れてしまっては、「何がなんでも! 」という気持ちになってしまうのが、旅人の性、でしょうか……。