大小150の運河が入り組んだ街
オレンジの街並みの映える街ベネチア。そのおすすめポイントはなんといっても細く入れ組んだ「路地」です。地図を見てもどこがどこだか理解ができない!!そんな時はいっそ地図なんか見ずに気ままに歩いてみてはいかがでしょうか?イタリアの北東部に位置するベネチアはアドリア海の最深部の潟(ラグーン)に建造された水上都市です。都市の中心をカナル・グランデというS字の大運河が流れ、そのほか大小150近い運河が街中を縫って流れ400以上の橋によって構成されています。水上都市がゆえに路地が大変細く、バスや乗用車の通行は不可。ベネチア内での移動は「徒歩」か「ヴァポレット」と呼ばれる定期循環船による移動が中心となります。(ちなみになぜかセグウェイに載る現地の少年たちを見かけたので、セグウェイはOKのようです(笑))
意外と大変なベネチア散策には…
そんな入り組んだ都市であるベネチアを散策するうえで重要なのが、駅の売店等で売っている「街中地図」とストリートに備え付けてある「看板」の2つです。前者はベネチア本島内のショップでも購入が可能です。さらに後者の看板は、リアルト橋やサン・マルコ広場等主要な観光スポットの方向を案内してくれます。しかし、この二つを駆使しても目的の場所につくのは意外と難しいもの。コツをつかむまではとても大変です。僕のお勧めする複雑に入り組んだベネチアの街のおすすめの楽しみ方は、ずばり
【地図を持たずに散歩すること】
です。
というのも、ベネチアは街全体が観光スポットなのです。地図にとらわれず、自分の感性の赴くままに好きなところにぶらぶらお散歩に行ってはいかがでしょうか?
もしも帰りたくなったらストリートの看板を頼りに最寄に観光名所まで行き、そこからの帰り方を考えると迷子になりにくいので、試してみてくださいね。
■Comune di Venezia(ベネチア)
「街中地図」購入場所:駅の売店など
※データは記事公開時点のものです。