【ポイント5】効果測定をする準備をしよう。
「広告に毎月お金を使っているけど、効果があるのか分からなくて……」と言った事を良く聞きます。テレビCMや雑誌広告などのマス広告では、広告の効果測定が難しい、ホームページは効果測定の技術がとても進んでおり、ホームページの状況や広告の費用対効果が見える化できるというメリットがあります。
実際の効果測定ツールとしては、2種類の方法があり、両者を組み合わせて効果を見ると良いでしょう。
【ホームページの状態を把握するためのアクセス解析】
<分かる事の一例>
・ホームページの訪問者、ページビュー、離脱率などの傾向
・購入や問い合わせの数、そこに至るまでの傾向
・訪問者の傾向(どんなキーワードでホームページに来たのか? どんな端末を使っているのか?)
※設定により、広告効果を見る事も可能。
<始めるには>
・自分でホームページに効果測定ツールを設置する必要があります。
無料の物では、Googleが提供しているGoogle Analyticsが高機能で有名です。
【広告の効果を見るための効果測定】
<分かる事の一例>
・広告の種類、キーワードごとの予算や獲得件数の傾向
・予算の消化傾向
<始めるには>
・GoogleやYahoo! JAPANなどの広告会社が用意をしています。広告を始める時に設定をすることで始められます。一部、ホームページに設定が必要です。
最後に
失敗を防ぐためには、計画⇒実施⇒効果測定の繰り返し
繰り返しになりますが、SEMは、新しいお客様の獲得や購入・問い合わせ促進のための投資です。少しでも失敗を防ぐために、無計画に始めるのではなく「しっかり考えて計画する」⇒「低額からやってみる」⇒「効果を見る」を素早く繰り返し、少しずつ着実に効果を上げて行くようにすると良いでしょう。