【ポイント2】ターゲットに適した手法やシナリオを考えよう。
例えば、学生さんのインターネット端末はスマートフォンや携帯。ビジネスマンでは、普段会社のPCで情報収集をする。シニア層では、インターネットを使わない方も多い。など、年代やライフスタイルに合わせて、ターゲットがどのような経路で貴方のホームページを知り、どんな内容に共感をして購入や問い合わせにつながるかを具体的にイメージし、シナリオを考えておくと良いでしょう。
先程の化粧品サイトでは、ターゲットが検索する広告キーワードからゴールまでの道筋を踏まえて下図のようなシナリオになります。
【ポイント3】SEMの目標やかける費用を考えよう。
SEM(検索エンジン対策)は、コスト0円で出来る対策~費用のかかる広告まで様々な手法があります。ポスティングやDM、広告などと違い、紙や印刷の費用がかからないことや、数千円から始められる成果報酬型の広告が多いため、試しに実施してみることができる手法が多くなっています。
しかし、目標や予算を決めずにとりあえずの感覚で始めてしまうと、毎月少額の費用でも、結果が出ないまま終わり、年間を通すとかなりの投資額になっていることがあります。
無駄な投資にしないためにも、始める前に「SEMを行う事で売上を月○円(○件)にする」「そのために、月○円を予算とする」と決めておくと良いでしょう。
広告宣伝費の予算は売上の数%~20%までと業種により設定は様々で、その中からホームページの予算をどの位割り当てるのかを決めていくことになります。
【ポイント4】まずは少額、1媒体からテストをしよう。
SEM手法の1つである検索連動型広告などの有料広告を始める時には、まずは数千円~数万円程度の低額から始めて、効果を見ましょう。
検索連動型広告のメリットはクリック成果報酬であり、毎月の予算設定が可能なことです。広告を見た方がクリックをすると、その都度費用が加算され、毎月決めている予算まで達すると広告が表示されなくなります。
広告を始めたばかりの頃は、選ぶキーワードや広告テキストなどの精度が低く効果が出づらい事があります。そのため、最初は低額から始めて効果を見る事で、「このキーワードだと、この位の費用で○件取れる」という事を把握してから、徐々に予算や目標を増やしていくと失敗が少なく済むでしょう。
>>次のページでは、効果測定についてご紹介します。