海外ドラマ/おすすめアメドラ・アメリカドラマ

次のデートに誘いやすい? 中毒性のある海外ドラマ(4ページ目)

「デートに映画」は定番ですが、「デートにアメドラ(アメリカドラマ)」はまず聞きません。しかし、映画は一度みたら終わりですが、アメドラはシーズンが延々と続くため、男女で一緒にはまれたらその後も長く一緒に観ることができますよね?今回はそんな男女一緒にはまる可能性の高い、中毒性のあるアメドラを紹介したいと思います。

伊藤 ハルカ

執筆者:伊藤 ハルカ

アメリカドラマガイド


では実際にどんなメンバーがいるの?

リーダーのリズボンは、厳しいながらももの分かりがよくて状況判断に優れた女性。メンバーから絶大なる信頼を得ていて、判断の早さゆえに仕事もできます。次に元ギャングのチョウ。自身が荒れた過去を送っていたこともあり、仕事に対する姿勢はまじめで、どこか恐いものなしな感じ。常にどっしり構えています。次にちょっとオチャメでメンバーの中では一番人間くさいリグスビー。でかい身体に似合わず涙もろくて人情深いいわゆる“いいヤツ”です。最後にヴァンベルト。彼女はチーム最年少で下っ端。ゆえに事件のときはいつもお留守番をして、署内で調べ物をするのですが、実は現場に出てもとても優秀。カーチェイスの時の運転の腕の良さなどにはリズボンも一目置いています。こんな感じでジェーンだけでなく、他のチームメンバー4人も非常に多彩で華やか。ジェーンを中心に、イヤなヤツが一人もでてこなくて、いい意味で人間関係のドロドロした汚らしい部分のないドラマ。とにかくこの5人のチームが非常に居心地がよいのです。

人間味だけでなく、ストーリーのサスペンス要素もまた男女が中毒性をもつ理由の一つです。「最後の5分間に突然登場した人が犯人でした」というオイオイなサスペンス展開ではなく、視聴者を不愉快にさせないサスペンス展開。こちらにも推理するチャンスを大いにくれるのです。はじめはジェーンの「メンタリスト」という特殊能力によって警察の捜査だけでは分かりえなかった証拠をつかんでいきますが、途中からストーリーとジェーンは孤立します。ジェーン以外の捜査官4名と視聴者だけに考える時間が与えられるのです。途中でジェーンは気が付く。でも明かされるのは最後の最後のため、結局私たちはリズボンたちと一緒に犯人を探す始末となります。

「あっ!」という展開もあり、うまいことジェーンにやられたな、という展開もあり、やっぱりそうきたか~という展開もある。人物相関図がシンプルゆえに事件の展開がぐんぐん入ってくるのです。2人で一緒に観ながら推理するにはぴったりのサスペンス作品ですね。

2人で仲良く推理しながら、ドSメンタリストジェーンの独特のテンポの虜になってみては?

『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』 作品情報
●制作スタッフ:
ブルーノ・ヘルラー、クリス・ロング、デヴィッド・ナッター

●キャスト:
サイモン・ベイカー(パトリック・ジェーン)、ロビン・タニー(テレサ・リズボン)、ティム・カン(キンブル・チョウ)、オーウェン・イオマン(ウェイン・リグスビー)、アマンダ・リゲッティ(グレイス・ヴァンベルト)

●DVD・放映情報:
シーズン1~3までDVDレンタル中
有料チャンネル「スーパー!ドラマTV」にてシーズン4が6月より放送開始予定

●番組情報サイト: 
公式サイト

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