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業績好調なSBIライフリビング(8998)に注目!

SBIライフリビングは投資用マンションの開発・販売を中心とした不動産事業と、EC・仲介サービスサイト「チケット流通センター」などのインターネットメディア事業を展開。業績は好調で上方修正への期待がかかります

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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業績好調なSBIライフリビング(8998)に注目!

業績好調なSBIライフリビング(8998)に注目!

業績好調なSBIライフリビング(8998)に注目!

SBIライフリビングはSBIグループで、賃貸用デザインマンション「Branche」の開発・販売を中心とした不動産事業と、EC・仲介サービスサイト「チケット流通センター」などのインターネットメディア事業の2つを展開しています。

同社の注目ポイントは業績が好調で上方修正を期待できる点です。

まず、今期(2013年3月期)の第3四半期までの業績ですが、売上が前年同期比58.1%増の46億8900万円、営業利益が232.7%増の10億2000万円、純利益が576.8%増の6億5000万円と大幅増収増益となり、第1-3四半期でみると上場来最高益を更新中です(※同社は第1四半期より単体決算となっておりますので、前年同期比較は参考値です)

好業績の要因は主力商品であるBrancheシリーズの賃貸用デザインマンションの販売が順調であったことと、「チケット流通センター」が好調を維持しインターネットメディア事業の利益が大きく伸びたことです。

部門別に詳細を見ると不動産関連事業は売上が前年同期比58.7%増の27億6500万円、セグメント利益が3億2200万円(前年同期は6100万円の赤字)。インターネットメディア事業は売上が57.2%増の19億2400万円、セグメント利益が78.7%増の9億8300万円となっています。

第3四半期までの進捗具合から見て、今期は上方修正への期待も

そして同社は第3四半期決算発表と同時に通期業績予想の上方修正をおこなっていますが、上方修正後の予想をみると売上は60億円、営業利益は11億円、純利益は6億6500万円となっており、第3四半期時点で、営業利益は約93%、純利益は約98%を達成しています。

第4四半期に関してはアベノミクスで投資用不動産販売は好調継続が期待できます。また、チケット流通センターの会員数が大きく伸びている模様で、一般的に収益の出ているネット事業は売上の伸び以上に利益が伸びることが期待できるだけに、インターネットメディア事業も期待できそうで、上方修正の可能性が高いのではないかと思います。ちなみに、「チケット流通センター」は今期の第3四半期も売上高、取引数の過去最高を更新しています。

株価は上昇を続けておりますが、前述の通期予想を達成すれば予想PERは約18倍であり(株価48万3000円で計算)、ネットで利益の大きな部分を稼いでいる企業としては、まだ割高感はありません。決算発表を楽しみに投資をするには面白いタイミングだと思います。

参考:日本株通信

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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