置き場所
観葉植物はもともと、日陰に強く、室内でも生育できる品種が選抜されて、出回っています。それでも、やはり、植物ですので、光がないと、基本的には生きていくことができません。「強い光を好む植物」~「半日陰でも大丈夫な植物」まで、品種によって違いがありますので、それぞれの品種に合わせた置き場所を選んであげましょう。
詳しいことは、「観葉植物の選び方」をご参照ください。
寒さに弱い
観葉植物は、熱帯雨林原産の植物が多いため、寒さに弱いという性質があります。購入してから何年も経って、そこの気候に順化してしまい、屋外でも平気で育っているものもときどき見かけますが、基本的には、冬場は室内に置いてあげないと、寒さで枯れてしまします。植物には、冬越しに必要な「最低温度」というものがあります。「最低温度が高い」=「寒さに弱い」ということになります。こちらも詳細は、「観葉植物の選び方」に書いてありますので、ご参照ください。
日当りの良い窓辺に置かれた観葉植物は、冬場は注意が必要です。
病害虫対策
最後に、気になる病害虫対策。室内で育てる植物ですから、殺虫剤などは極力使いたくないですよね?植物に、病気や害虫が発生しないようにするポイントは、風通しを良くしておくことなのですが、室内ではそういうわけにもいきません。そこで、暖かい季節(東京なら、ゴールデンウィーク~10月末頃)になったら、ときどき外に出して、風に当ててあげること。また、ホコリを水で洗い流してあげることなども、病害虫の予防につながります。
また、アブラムシやカイガラムシなどが発生してしまったら、とりあえず、ウェットティッシュなどで拭き取ってあげましょう。薬剤を使用しなくても、これで、ある程度解決できます。