料理名を直訳すると水煮(水炊き)です。名前の通りメインの具材と野菜を煮込むことが基本で、とろみのないさらっとしたクリームシチューのように仕上げます。
#1魚介のかるいクリーム煮(ワーテルゾーイ)の作り方・手順
基本は骨付きの鶏モモ肉をじっくり煮込んで作りますが、今回は作りやすく魚介を使って作ります。日本ではポロネギが手に入りにくいので、今回は旨みを足すために昆布出汁を使います。昆布の旨みのきいたスープでクリーム煮!日本人ならではの旨みマリアージュですね。ベルギー人もびっくりの美味しさに仕上がりますよ。
クリームを使った料理の中には他ビールと相性のよいものもありますが、今回の魚介のクリーム煮ならなんといってもヒューガルデン ホワイトがお勧め!
ビールの持つ小麦甘さと、コリアンダーシードの香りでのマリアージュは完璧です。
1 ;
カジキマグロは大きめにカット、ムール貝は髭を取って、エビは皮を剥いておく。セロリ、ニンジンは5cm、玉ねぎは5mm幅にスライスする。ジャガイモは皮を剥いておく。
2 ;
昆布出汁にコリアンダーシード、ローリエを入れて香りを煮出してから、弱火でジャガイモ、ニンジン、セロリを柔らかくなるまで煮る。煮汁に入れたまま冷ます。
3 ;
カジキマグロに塩、コショウし、厚手の鍋にバターを溶かし、魚とシイタケを入れ表面にかるく焼き色を付け、ムール貝を入れる。ブランデーと白ワインを入れてアルコールを飛ばしたら魚を取り出す。
4
蓋をして貝に火を通し、貝が開いたら順次取り出す。
5 ;
野菜を入れ3の煮汁を入れ半量まで煮詰める。
生クリームを入れて更に半量になるまで煮詰める。
6 ;
カジキマグロ、ムール、エビ、シイタケを鍋に戻し温める。カジキマグロ、エビに火が通ったらディジョンマスタードを入れ、塩、コショウで味を調える。鍋を火から外して卵黄を混ぜソースを仕上げ盛り付ける。
魚介のかるいクリーム煮