アフリカ最西端の国、セネガル
セネガル国旗
歴史的には18世紀からフランスの支配下にあり、1960年に独立して以降現在に至るまでも、他のアフリカ諸国同様、旧宗主国(セネガルの場合はフランス)との繋がりは非常に強いです。訪れる外国人も多くはフランス人で、公用語もフランス語となっています(日常的には、現地ウォロフ族の言葉であるウォロフ語が全土で使用されている他、その他の部族の言葉もあります)。
お祈りはイスラム教徒の欠かせない生活の一部
首都ダカール
砂漠を突き抜ける過酷なラリー(写真はイメージです)
ダカールの町はアフリカ最西端部を形成するヴェルデ岬半島に位置します。西アフリカ随一の都市だけあって、超近代的と言ったら言い過ぎかもしれませんが、豪華一流リゾートホテルやレストランもありますし、各国の大使館、旅行代理店や航空会社オフィスなど旅行に必要なものは何でもあると言って良いでしょう。これから西アフリカを回る予定の人は、ここダカールでの周辺国のビザ取得が便利です(もちろん、日本で取れるものは日本で取るのがベストです)。
旅行者が多いのは「プラトー(Plateau)」と呼ばれる中心区域で、「独立広場(Place de l'indépendance)」を中心に概ね碁盤の目状にダウンタウンが形成されています。このあたりの一等地には、銀行や政府関連施設、一流ホテルが軒を並べ、ひと際大きなフランス大使館も大西洋を望むコルニーシュ(海岸通り)沿いにあります。大使館の立地や大きさは、その国の当地での影響力を如実に反映します。これは、東京にある各国の大使館を見ても分かることでしょう。
>>ダカールの目抜き通り「ポンピドゥー通り」