現代アートに囲まれた親世帯
1階には親世帯とお祖母さんの4人が住んでいます。リビングの壁には、ご主人の現代アート作品のコレクションが掛けられています。一日中人がいる可能性の高い居間とお祖母さんの部屋に、床暖房が設けられ、居間西側の大きな窓はLow-eガラスで西日対策を施しています。必要な場合はバルコニーの先に簾を掛けられるようにしています。地下はご主人の作業場を兼ねた趣味の部屋。ここにも現代アート作品が所狭しとが飾られ、まさに「男の城」となっています。
この家は、随所にサインが施された子世帯と、現代アートのコレクションに囲まれた親世帯が、完全分離型でありながらも、付かず離れずの関係を保ちながら暮らす大らかな家なのです。
◆建築データと建築家プロフィール