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「最高の離婚」に見る夫婦の危ないコミュニケーション(2ページ目)

今クールのドラマの中で、等身大のイマドキ夫婦の姿を描いていると評判なのが「最高の離婚」。番組公式サイトの「メッセージ」の部分にも「自分の夫を見ているようだ」「共感する」「自分の気持ちを代弁してくれている」などの書き込みがたくさんアップされています。そこで今回はこのドラマを通じて、夫婦のコミュニケーションのあり方を考えてみましょう

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

「受け入れる力」を磨く

パートナーに対して「自分とは違う」と思う点を見つけたら、まずはそれを認めて、受け入れましょう。「何言ってんの!?信じれらない!」と突き放さずに、「私には思いつかなかったけど、そういう考え方もあるんだ。」とまずはポジティブに捉えてみてください。そして、その考え方に納得ができれば素直に受け入れましょう。もし、納得ができないならば無理して受け入れず、「その考え方も一理あるのかもしれないけれど、私とは違うな」と、距離を置きつつも尊重してあげることがポイントです。

さらに、なぜパートナーがそのような考え方をするのかを、その人の性格や生活習慣、実家の環境や母親の教育方針、周囲の人間関係などから探ってみると、「なるほど」と納得できたりすることもあります。
 

「伝える力」を磨く

前述したように、価値観のギャップに対する基本的な対応は「認める」「受け入れる」ですが、結婚生活における良好なコミュニケーションを維持するには、相手に自分の考えや価値観をうまく「伝える」ことも大切です。ドラマ「最高の離婚」の登場人物たちは、言いたいことを我慢したり、気持ちをうまく伝えられないまま、心の中に行き場のない感情が積み重なり、何かの拍子に一気にそれが噴出して相手も自分も傷つく、といったシーンが見られます。相手の価値観を尊重し受け入れるとともに、自分の価値観も上手に伝えて、理解してもらうことが夫婦のコミュニケーションにおいては大変重要です。

具体的に、相手に「伝える」方法としては、「ストレートに言う」「ソフトに伝える」「伝えない」の3つが考えられます。

◆次ページからは「伝える」テクニックを例を挙げてご紹介します

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