スキー/スキー初心者向けの練習方法

スキー初心者の練習に 基本の3ステップ

シュプールを描き滑る自分を想像するのもいいですが、まずは止まるところから覚えましょう。スキー初心者の練習に、基本の3ステップをご紹介します。

投稿記事

上部が初心者コースになっているスキー場を選ぶ

初めてスキー場に向かうあなたは、リフトの乗り降りも困難でしょう。あまり多くはありませんが、ゴンドラのあるスキー場で上部が初心者コースになっている所がお勧めです。

例えば、白馬五竜スキー場です。おそらくあなたは経験者に連れていかれるのでしょうから、一通り教わったあと(後述します)彼らにも自由に滑らせてあげることを忘れてはいけません。

自転車、バイク、車、そして、スキーやスノーボードは私たちの歩く、または、走る速さを超えています。歩きや走りでは、なにかしらの危険を感じたとき、すぐに速度を緩めたり止まることができます。ところが、前述したものは慣れないうちは、それができません。ここに恐れがあるのです。さあ、立ち向かって克服しましょう!

まずは自分の重心の位置を知る

まずは谷に垂直に向かわないこと。できるだけ谷と身体を水平にしましょう。ゆるやかな斜面ではほとんど滑ることがないでしょう。そこで両足を揃えてストックを使ってスキーを滑らすことを覚えましょう。

簡単ですね。このときに自分の重心がどこにあるか感じてください。親指の付け根と土ふまずの間のあたりのはずです。じつはこれがスキーの基本であり極意なのです。これを移動させることによってさまざまなシュプールを雪面に描いています。

尻もちをついて転ぶことを覚える

では、次に少し谷に向かって、10メーターほど自重でゆっくり滑りましょうか。このときも両足は揃えたままです。貴方にはまだボーゲンははやすぎですから。視線は20メーター先ぐらいがいいでしょう。足先を見てしまうと思った以上に早く感じてしまいます。

このときに尻もちをついて転ぶことも覚えてください。柔道の後ろ受け身が基本となります。何度も試みて制御できる速さで転んで止まることができたら、さあ、ボーゲンの基礎といきましょう。

ボーゲンは止まるところから

両足をハの字型に開いて止まることを覚える、それが最大の課題です。滑り方は同行者やインストラクターが教えてくれるでしょうから省きます。両方の内側、踵と土ふまずの間に力を入れ思い切り押し出す。

止まりましたか? では、少しハの字を狭めてまた滑りましょう。 あ、ちょっと止まってください。重心はどのあたりにありましたか? 即答でき、制御できる速さで止まれることと、重心がどこにあるかを感じることができたなら、リフトの乗り降りももう怖くはないはずです。
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