スキー板を履いたまま斜面を登る

どこのスキー教室へ行っても、まず教えられるのは「スキー板を履いたまま歩く・坂道を登る方法」「坂で安全に転び、安全に起き上がる方法」「方向転換」「体重移動」などです。

特に坂を登る方法はものすごく地味で、小さかった私としては楽しくも何ともなく、嫌で嫌で号泣したほどでした。でも、今考えてみると、スキーを楽しむ際に必要なポイントがいろいろ詰まっています。

1)坂で立ち止まる
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斜面に対して90度の向きに板を向け、斜面側のエッジ(スキーの側面)にすこし体重をかけて立つ。

2)エッジを立てながら登る
横歩き(斜面の向きに対して板が90度)で登る場合、斜面側のエッジを斜面に突き刺すようにしながら登る。

3)逆ハの字(斜面に対して「\ /」の形)で登る
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内側のエッジを斜面に突き刺すようにしながら登る。内股に力が入る感じ。

登るとき、転ぶとき、すべてにおいて、斜面の上側に体重をかけることが求められます。斜面の下側に体重をかけたら転げ落ちますからね……。それが身に付いてやっとボーゲンの練習です。

ボーゲン以降は特にスキー教室で教わろう

ただ、いざ斜面を滑るとなると、滑り方を見てもらい、体重のかけ方などを教わり、お手本を見ながらやったほうが安全確実です。中腰で、斜面の上側に体重を常にかけることは忘れずに、インストラクターさんに教わってください。

必要な多少の「怖いもの知らず」

高校1年のとき、学校でスキー研修がありました。みんな怖気づいたのか遠慮しているのか、すいすい滑ってくれません。そんな様子にちょっとイライラした自分は、真っ先に勢いよく(もちろんボーゲンで)しゃーーっと滑っていきました。そのときインストラクターさんがみんなに言っていたのが「(私を指して)このくらい思い切って滑って!」と。

確かに最終的には「思い切り」は必要になります。自転車の練習だって同じこと。思い切ってスピードを出したほうが安定しますし、何といっても楽しいです。ボーゲンができるようになったら、それを頭において滑ってみてくださいね。

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