食費や雑費など、家計簿の費目の分け方に迷ってしまうあなたへ
初めて家計簿をつける場合、食費や日用品費、水道光熱費など、多くの費目が あることに驚くと思います。そもそも「費目」というのは、「お金の使い途によって分けた支出の項目」のことをいいます。初めて家計簿をつける場合は、「この出費は一体、何費?」と悩まれると思います。経理事務などで、会計処理の知識がある方はよく理解できるのでないでしょうか? ただ、家計簿の目的は、会計処理ではなく、支出の管理をすることなので、「絶対にこうしなければならない」という正解や決まりはありません。
それぞれの性格で細かくつける方もいらっしゃれば、大雑把な方もいらっしゃいます。自分に合った方法を取り入れるといいですね。私は家計簿には時間も頭の使わない方法をお勧めしていますので、参考にしてみてください。ポイントを押さえ、細分化しすぎないよう分類していきます。
ポイント1 目的を考えると分類しやすい!
例えば食費。普段の食事・外食・飲み会等、食事に関わる支出は多くあります。私の場合は、以下のように分類をします。- 健康に生きる為の普段の食事⇒食費
- 家族で楽しい時間を過ごす為の外食⇒レジャー費
- 作るのが面倒で近所の定食屋で外食⇒食費
- 友達とランチ⇒交際費
- 職場の飲み会⇒交際費
ポイント2 食費と日用品費は合算する
スーパーやドラッグストアには、食料品も日用品も売ってあり、家計簿に転記する際、わざわざ分けて計算するのはとても面倒です。それなら最初から合算すると決めて管理すれば楽ですね。予算も「食費+日用品費=4万円」と決め、その範囲でやりくりしていきます。ポイント3 使途不明金は追わない
多すぎる使途不明金は問題ですが、手取り収入の1%程度(20万円の手取り額なら2000円)の使途不明金なら、自分に許可を与えるのもいいでしょう。1%程度の使途不明金が家計と精神面のクッションとなるなら、何に使ったのかあえて追わないというのもいいのではないかと感じています。会社の経理とは全く違う考え方です。あらかじめ使途不明金という費目を作っておくのもいいですね。家計管理や家計簿を長続きさせるコツはストレスを貯めないことが大事なので、きっちりした性格の方ならば、今回の方法は逆にストレスになるかもしれないので、自分の性格に合わせながらバランスをとってください。
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