子育て/子供のしつけ

子どもへの体罰は必要なのか?(2ページ目)

「体罰」に対しての議論が高まっています。今ここで、体罰について、体罰が必要なものなのか、改めて考えてみませんか。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

体罰をやめて、適切なアドバイスを

親子

子供の自己肯定感を育むのが大切

叩かれるという恐怖から、しないようにするのではなく、叩かれず、きちんとした指導(アドバイス)を受けて、できるように頑張る、できる方法にチャレンジしていくと言う方が、人としての可能性を伸ばすことにつながるはずです。

スポーツ選手など大人でもそうですが、子どもの場合はさらに、体罰を受けると、「ボクが悪いから、叩かれるんだ」「自分はだめな子だ」と自己肯定感が育まれません。自分に自信を持てなくなり、チャレンジしようと言う意欲が育まれなくなってしまいます。

ここまでは体罰で、ここからが暴力と、体罰と暴力の線引きは難しいもの。そして、叩く、殴る行為=体罰が子どもや選手を育むのに有効でないのですから、叩くこと自体をやめる時が来ていると言えるでしょう。

日本では、家庭と子ども福祉施設において、体罰が明示的に禁止されていません。「体罰の法的全面禁止」は、現在、世界33カ国が達成しています。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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