1. 運休・遅延でも慌てない! 3つの心構え
まず最初に「覚えておきたい、いざというときの心構え」を紹介します。頭の片隅に置いておくだけで、万一の時も安心。是非ご一読ください。
その1. 運行情報は、駅係員もしくはホームページで
運休や遅延の状況は、駅係員に聞くのが一番ですが、窓口が混雑していて難しい場合も多いもの。そんな時は、各企業のホームページの運行状況を確認しましょう。かなりタイムリーに更新されるので、こちらを見ておくと安心です。JR北海道 列車運行情報
JR東日本 列車運行情報
JR東海(東海道新幹線)列車運行情報
JR東海 列車運行情報
JR西日本 列車運行情報
JR四国 列車運行情報
JR九州 列車運行情報
その2. 切符の種類を確認しよう
なにげなく、いつも利用している切符ですが、実はアクシデントの際には、決済方法や種類によって対応も異なります。乗車券、特急券を現金で購入した場合は、JRの窓口であればどこでも払い戻が可能。乗車券・特急券をクレジットカードで購入した場合は、購入した会社の管轄でのみ払い戻しができます。
(例)JR東日本の窓口で、サンライズ出雲の切符をクレジットカードで購入⇒万一運休などがあった場合はJR東日本の駅の窓口で払い戻し。JR西日本管轄では払い戻しは不可。
サンライズ出雲。複数のJR管轄をまたぐ列車の場合は、クレジットカードで購入すると払い戻し場所に制限がある
また、(契)と書かれた切符は旅行会社のツアーとなるため、購入した旅行会社で対応を受けることになります。その他、(企)と表記された特別企画乗車券については、払い戻しができるか否かなど状況に応じて対応が異なります。駅窓口に確認が必要です。
その3. 運休・遅延の場合には、切符に証明をもらうこと
上記でご紹介した切符の種類に関係なく、もし運休や遅延になったら、必ず駅で切符に証明をしてもらうことが大切。クレジットカードで購入した、あるいは(契)の切符については、当日駅で証明をもらい、後で購入した会社で払戻しの対応を受けることになります。証明さえもらっておけば、実際の払い戻しの手続きは1年以内ならOK(とはいっても早めに対応しましょう)。窓口が混雑している場合も、とりあえず運休・遅延の証明だけはもらうように心がけてください。