株・株式投資/株式チャートの見方・株価分析の仕方

株で儲ける!相場の過熱感を分析するRSI活用術

株価は常に値上がりと値下がりを繰り返しています。株価の動きを前にしてしまうと、感情に流されてつい株を売買してしまうという人も多いのではないでしょうか?そこで、相場の過熱感(悲壮感)を客観的に知りたいものです。中でも欠かせない株価チャートと言えるRSIをご紹介します。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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株式市場は、値上がりする時もあれば、値下がりする時もあります。いつが買
株価が売られすぎか買われすぎか?わかる指標がRSI

株価が売られすぎか買われすぎか?わかる指標がRSI

い時で、いつが売り時なのか、将来のことは誰にもわかりません。

そのため、私達投資家は、株式市場が上昇すれば楽観的になって「まだ上がるかもしれない」と思ったり、株式市場が下落すれば悲観的になって「まだ下がるかもしれない」と思ったりしがちです。一体いつ株を売買すればいいのかと、頭を悩ませている投資家も多くいることでしょう。

そこで、売買タイミングを分析する時には、過去の株価データを元に相場の先行きを分析する「テクニカル分析」を活用します。中でも、相場の過熱感や悲壮感を知るのに有効な、最低限知っておきたい株価チャート「RSI」を利用した分析方法をご紹介します。

RSIは過熱感&悲壮感を客観的に知る

RSIは、相場の過熱感を見ることができる株価チャートです。100パーセント表示で表されていて、一般的には70%以上になれば株が買われすぎの水準、30%以下になれば株が売られすぎの水準とされています。つまり、目先の株式市場の過熱感(悲壮感)を簡単に見ることができるのです。

早速、RSIの株価チャートを見てみましょう。上が株価の推移を表したローソク足、下がRSIです。左側に100%までの数値が表示されています。

チャート

下がRSIチャート。Yahoo!ファイナンスより。拡大画像あり


RSIの動きを見ると、30%を下回っていることもあれば、70%を上回っていることもあります。株価の動きに合わせて変化していることがわかりますね。

株価は常に変動していて、いつが買い時で、売り時なのかを判断することは難しいと言えます。私達は株価の動きを前にすると、その時の感情につい左右されてしまいがちです。RSIを活用して冷静に売買を判断したいものです。

とは言え、RSIですべてが分析できるわけではありません。「株で儲ける!株価動向を予測するトレンド分析活用術」では、株価の流れを把握できるトレンドライン分析をご紹介しています。RSIと合わせて活用されるとよいでしょう。
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