イスタンブール/イスタンブールの観光・世界遺産

リュステムパシャモスク/イスタンブール(2ページ目)

エミノニュの問屋街にちんまりたたずみ、その入口を見つけるのも難しいほど小さなリュステムパシャモスク。しかしその規模とはうらはらに、内部のイズミットタイルは豪華必見。ガイドのおススメモスクの一つ、リュステムパシャについてはこちらからです。

執筆者:安尾 亜紀

観光のポイント

リュステムパシャモスク

モスク入口付近。現在でもモスクとして機能しているので、スカーフを持参すると便利かも

入口

この地味なのが、モスクの入口。右上に小さな看板がある

エジプシャンパザールの奥右側出口から出て、トルココーヒーを売る店(Mehmet Efendi)があるハスルジュラル(Hasircilar)通りの問屋街をどんどん進んで行くと、右手に「えっ? これが本当に入口?」と不安になってしまうほど小さな入口があります。この、問屋街に埋もれてたたずんでいるのがリュステムパシャの入り口なので、お見逃しなく。ここから階段を上っていくとモスクの入口がある階につながっていきます。

どのモスクにもあるように入口に入る前に靴を脱ぎますが、ここは割と小規模なモスクなので観光客がたくさんいる時間帯でなければ靴を入口の棚に置いておいても構わないでしょう。ただし女性はスカーフをするようモスクの人に言われます。自由に使用できるスカーフが入口に置いてありますが、気になる人はマイスカーフの持参を。また、男女ともに肌の露出した服装の場合も何か布で隠すように言われますので、夏の観光時にはご注意を。

内部のタイルの美しさに圧倒され、美しい写真を撮りたいと思う人も多いでしょう。カメラについては基本何も言われませんが、何せ内部が薄暗いのでなかなか綺麗な写真が撮れないことも。フラッシュや三脚の使用は禁止、もしくは許可が必要なので気をつけましょう。

 

本

ターコイズブルーが美しいリュステムパシャモスクのタイル本

ガイドのおすすめは、2012年5月に出版された「ルステム・パシャ・モスク&イズニック・タイル」という観光本(2012年時点で40トルコリラ)。モスク内で販売されており、日本語を含めた各国語出ています。モスク内ではあまり多くは取り揃えていないので、ない時があるかもしれませんが、見つけたらぜひ。リュステムパシャモスクの歴史、イズニックタイルについて、美しいタイルモチーフなどが一つ一つ説明された本です。

<DATA>
■Rustempasa Camii(リュステムパシャ・ジャミイ)
住所:Hasircilar Cad. Eminonu
開館時間:大体9:00~18:00(礼拝時間を除く)
入場料:なし(任意の寄付)
アクセス:トラムEminonu駅から徒歩10分
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