魅了される「赤い会津」の数々
会津を訪れるとほっこりとするのはなぜでしょう。新しく葺き替えた赤い瓦のお城、小波くらいしか立たない静かな猪苗代湖、桐屋の水蕎麦、末廣のお酒、小汁もいいですね。そしてお土産は赤べこやら起き上がり小法師がいいでしょう。
会津若松駅前で「巨大な赤べこ」「白虎隊の銅像」「大きな動輪」が迎えてくれます。特に、つるつるの赤ベコの頭を撫でると、あぁ、会津に来たなのだなと感慨にふけります。そうそう郡山からの列車のボディも赤いんです。
赤べこのいわれは奈良時代に遡ります。柳津町の円蔵寺を建立する際、牛の群れが現れ、材木の運搬を手伝ってくれました。最後まで働いた牛が、赤色の牛で、その赤牛に感謝を込めて後世の人が赤べこを作んだ、と民芸処「番匠」の須藤社長が教えてくれました。
福島県伝統的民芸品に登録されている赤べこ作りの体験もできる「番匠」は、白虎隊で有名な飯盛山の近くにあります。
「番匠」では、張子赤べこばかりではなく、新キャラクターのあかべえ土鈴、ダルマ、彼岸獅子頭、会津塗りのペン立て、宝箱、壁掛け、会津切りなどの手作り体験ができます。
■民芸処「番匠」(赤べこの製造)
住所:会津若松市和田1-6-3
TEL:0242-27-4358
FAX:0242-28-8304
ホームページ:番匠