『大阪歴史博物館』で「都市おおさか」を知ろう

大阪の歴史を再現する博物館

天下の名城、大阪城。その跡地である大阪城公園のすぐ横に、大阪歴史博物館はあります。地下鉄谷町線・中央線の「谷町四丁目駅」2号・9号出口をでて上を見上げれば、そのベージュ色の特徴的な建物が目に飛び込んできます。

この博物館の目玉は、10階から始まる古代から近現代までの「都市おおさか」を表す常設展示室です。

10階の古代フロアでは、原寸大に復元された大極殿がまず、観覧者の度肝を抜いてくれます。

9階に下りれば、1/20のミニチュア模型（と言うには大きいですが）で、中世や近世の大阪の景観がみごとに再現されています。

8階には、原寸大の発掘現場があり、考古学の調査方法や遺物の見方などを実地で学べます。平日ここではよく、社会見学中の小学生が床にぺったり座っているらしいので、行くならむしろ休日の方がよいかもしれません。

7階には大正末期から昭和初期の心斎橋筋などが再現され、記録映像とともにいまも当時の活気を訪れる私たちに伝えてくれています。

そして地下1階には1350年前、まさにこの博物館のたつ地にあった難波宮の水利施設などが保存され、実際に見学することができるのです。


■大阪歴史博物館
住所：大阪市中央区大手前4-1-32
電話：06-6946-5728
URL：http://www.mus-his.city.osaka.jp/