うなぎ/東京近郊のおすすめうなぎ店

鰻割烹 伊豆栄 本店

創業は江戸時代中期、創業家は伊豆から江戸に出て、伊豆に栄えるという願いを込めて、屋号を「伊豆栄」としたという説もあり。その当時は不忍池でも鰻が採れたようだ。

山室 賢司

山室 賢司

うなぎ ガイド

東京下町生まれ。鰻専門のフリーライター、鰻好きな鰻オタク。2000年頃より鰻屋さん探訪を始め、2010年にうなぎ専門サイト「うなぎのぼり」を開始、2020年より「うなぎ愛好会ブログ」として鰻の魅力を発信中。現在の鰻屋さんレポート掲載数500件超。テレビ・ラジオなどメディア出演経験もあり。

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創業は江戸時代中期

鰻割烹 伊豆栄 本店

木製の看板と提灯のある入口

上野は不忍の池のほとり池之端にある、鰻割烹 伊豆栄 本店。創業は江戸時代中期、徳川八代将軍吉宗の頃。町中のささやかな商いから始まったと代々伝えられいるという。

創業家は伊豆から江戸に出て来て、伊豆に栄えるという願いを込めて屋号を「伊豆栄」としたという説もある。その当時は不忍池でも鰻が採れたのだそうだ。

満開の桜の時期に訪れたい

うな重

うな重竹(お吸物、香の物付)3675円

入口には「蒲やき」の木製看板と提灯が並び、高級料理屋の外観だ。中二階となるテーブル8卓ほどある席に案内される。窓の外には不忍の池が広がる、桜の咲く時期には、それは綺麗であろう。幕の内弁当、松花堂弁当などメニューは豊富。

うな丼とうな重では器が違うだけとのこと、松竹梅で鰻の大きさが違うそうだ。20食限定で2100円のランチうな重もある。

下町老舗のふんわりした、あっさり蒲焼

うな重

身の表面をパリッと仕上げた蒲焼

皮は柔らく厚め、ふんわりした身は、表面をパリっと仕上げてある。タレは醤油系で、程よく脂のノリはあるものの、あっさりした蒲焼。身とご飯にしっかりタレが染みている。吸い物には湯葉が入る。伝統技法で焼にこだわる蒲焼。人情溢れる下町老舗の高級料理屋さんは、お客さんと談笑しながら接客してくれる。


■鰻割烹 伊豆栄 本店
住所:東京都台東区上野2-12-22
電話番号:03-3831-0954
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
地図:Yahoo!地図情報
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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