使う予算のお金は大いに使ってもらおう。
貯金するにも、なぜ貯金するのか、目的をはっきりと。もちろん、使いたい事柄にも上手にお金を使えるように!
そしてうまく使えても使えなくても、子ども自身の責任ですよ、という姿勢でサポートしてあげましょう。
使うことを制限しすぎたり、ましてお年玉全額を親があずかる(もらう)ということはやめましょう。預かるのであれば、専用の入れ物を作るなど、子どもが目で確認できるような預かり方をしましょう。お金の使い方を考えると同時に、実際に使ってみるということを体験することも大切な金銭の勉強です。
子どもの専用口座はますます金銭管理力をつける
子どもとお年玉の使い道を考えると、おそらく「貯金する金額」が出てくると思います。これは親があずかってもよいですが、何かの時に使ってしまう心配があるかと思うので、できれば子ども専用口座を作って入金させましょう。貯金はお年玉時期に限らず、小遣いのやりくりや、お祝い事でいただいた臨時のおこづかいなどでもできる場合があります。そういう時に入金し、子どもと残高を確認しましょう。
通帳に数字となった金額を目で確認し、お金がたまっていくことを実感できることも、「お金は貯められる」という自信になり、また子供自身の楽しみにもなります。
子どもが自分で自分のお金の使い方を考え、管理していくということは、一番の金銭教育になります。そして、それを身に着けるためには親の介入、アドバイスも欠かせません。親自身がお金のやりくりに苦戦しがちな現在ですが、子どもが成長した後に役立つように、身の回りのお金でやりくりを覚えられるようにサポートしてあげたいですね。