新しい年に願いを込めて、成田山新勝寺の初詣
今回の行き先は【千葉】
新しい年に願いを込めて、成田山新勝寺の初詣
新しい年の初めの行事として身近な所でお詣りするのもいいですし、多くの人が集まる社寺に出かけてお詣りするのもいいですね。
毎年発表される初詣の人出ランキングで常に上位にランクインする社寺の中で、成田山新勝寺は関東地方の中では古くからの歴史を持つ社寺の一つ。初詣の時は参道から広い境内まで参詣客で埋め尽くされるほどの人気を誇ります。
今回は門前町として風情のある風景も印象に残る成田山新勝寺をご紹介します。新勝寺の参道を中心に集まっている意外なグルメにも注目ですよ。
東国鎮護の霊場として創建された成田山新勝寺
成田山新勝寺(Yahoo! 地図情報)は、千葉県の中央にある成田市にある真言宗のお寺です。創建は平安時代と古く、当時関東に勢力を誇った豪族・平将門が起こした乱の平定を願う朱雀天皇の依頼を受けた寛長大僧正が、京の都からはるばる成田の地に来て、弘法大師の手による不動明王像を奉ったとされています。
その由縁から東国鎮護の霊場とされ、江戸時代には多くの参詣客が訪れる寺となりました。以来、現在に至るまで人気の根強いお寺です。
成田山新勝寺の最寄りとなるのは、JR成田線の成田駅または京成電鉄の京成成田駅。成田山新勝寺までは、参道が整備されていて歩くと10分ほどの距離です。
しかし、初詣の人出ランキングで常に上位に入るだけあって、初詣の時期は朝早くから参詣客であふれています。30分くらいかかることもありますので、時間の余裕は持っていた方が良いですね。
参道の両脇に並ぶ旅館やお店の並びは、まさに門前町の風景。そんな風景を楽しみつつ、ゆっくりと歩いて行くとゆるやかに坂を下り、目の前に新勝寺の総門が現れます。
ちなみに、この参道の途中には、干支の石像が置かれている場所があります。
ちゃんと十二支が揃っていますので、自分の干支の石像がどこに置かれているかを探してみるのも面白いですね。
それでは、いよいよ新勝寺に参詣しましょう。次ページに続きます。