世界の真実の姿
表面的な悲観論を吹き飛ばすようなデータをご紹介します。以下は、過去10年間の主要株式指数の平均収益率です。北米株 : 91%
欧州株 : 7%
新興国株:21%
アジア株:47%
日本株 :10%
もし、以上の5指数を20%ずつ買っていれば、その収益率は35.2%です。100万円投資していたら、135万円になっていたということですね(算術平均収益率では年3.52%ですが、幾何平均では3.0%)。
これは事実です。しかし、これを”低迷”と呼ぶのなら、正常なら株価の収益率はもっと高いということになります。ならば、この低迷した収益率で、資産1000万円を作るには、どうしたらいいかを試算してみました。
1000万円作るのに毎月いくら?
期間は10年間としました。10年間で1,000万円を作るには……現在の”低迷”したマーケット環境の3%運用が続いたとした……
必要な投資額は?
毎月71,542円という答えが出ました。
約7万円ですね!
毎月7万円で国際分散投資を10年間続ければ、資産は1000万円に増えるのです。ただ、投資もしないでタンス貯金していたら、840万円にしかならないのですから、160万円のボーナスは魅力的ではないでしょうか?
1000万円は7年ちょっとで作れるかも?
年3%の株価上昇率なら、資産1,000万円は毎月7万円を10年間投資しつづければ作れます。しかも、この収益率が”低迷”と呼ばれているのですから、マーケットが正常化したならば、1,000万円到達には10年もかからないことが予想されます。20世紀の日米の株価の上昇率は平均で8%でしたから、それが実現すれば、毎月6万円が1000万円に到達するには7年と5ヶ月という計算結果です。いかがでしょうか?
希望が持てる投資プランだと思われる方は、具体的な投資方法を研究してみてください。私は、以下の記事の国際分散の積立投資をおススメしています。
今日からでも1000万円を目指す資産運用を始めてみましょう。
正しい国際分散投資、5つのステップ