桐生地方に伝わる幅広うどん 「ひも川うどん」

 

 

 

 

桐生は「西の西陣、東の桐生」と称されるほど絹織物で有名です。明治時代以降には最盛期を迎え近代化を遂げます。のこぎり屋根の建物が当時の面影を偲ばせます。その頃、労働者の腹を満たしたのが、うどんです。

明治20(1887年)年創業の藤屋では、「ひも川うどん」という珍しいうどんに出会えます。ひも川とは桐生地方に伝わる幅広うどんのことで、その幅は2センチほどもあります。その形状からきしめんやほうとうに似ているといわれますが、食べれば一発でその違いが明らかです。

透き通るほど薄いのにコシがあり、ぷるりとした何ともいえない食感で、心地よいのど越しです。稲庭うどんの束を集めて薄く延ばし、讃岐うどんのコシを加えた感じ。要するにいいとこドリのうどんというわけです。

藤屋では注文を受けてからゆで始めるため、出来上がるまで少々時間がかかりますが、この感動を味わうためならいくらでも待てると、週末は遠方からのリピーターが絶えません。

■藤屋本店
住所:桐生市本町1-6-35
電話:0277-44-3791
営業時間:11:30~14:30 17:30~20:30
定休日:月曜
アクセス:JR両毛線桐生駅から徒歩10分
URL:http://fujiya-honten.net/

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