仕上がらなくてもまずは書く
たくさん本を読んでおいた方が良いらしいですが、読むのと書くのは別なので、読むばかりでは書けるようにはなりません。
- 書けなくても書く。
- 冒頭から順番に書かなくても、書きたい場面、印象的な場面から書いてしまう。
そのうち順番を入れ替えたり続きを書いたり、
四苦八苦しながらもちゃんと最後までまとまるようになります。
出来不出来はともかく。
また、覚悟してない苦労に苛まれるのが一番身になるらしいです。
小説家に向いている素質
気づくことができることではないかと思います。目に見えるものを見ながら、まだ見えていないものを見る、
聞こえている音を聞きながら、まだ聞こえてこない音を聞き取る、
洞察力などと言ったりしますが、そういうことなのではないでしょうか。
「ノンフィクションの書き方」のような本を読んだとき、気づくか気づかないかは人間性の問題であり、作品の出来に直結する、と書いてありました。
ちょっと寂しい人の方が向いているかもしれませんね。
人はその心が沈静しているとき、湖の水面のように、いろいろなものをはっきりと映し出すようなので。
小説家を目指す人ならまず短い小説を
わたしもまだ長いものは書いていないのですが、とりあえず300文字小説というのには入選したことがあるので、「いきなり400字詰め原稿用紙100枚なんて書けないわ」という人は、このあたりから始めてみてはいかがでしょうか。東京新聞で随時募集中。入選すると日曜版に掲載されます。
ウェブでも投稿できますからサイトをご覧になってください。
でも、プロの登る山と素人の登る山は違うといわれていて、300文字小説は素人用なので、
プロ用としては、文藝新人賞とか群像とか新潮の新人賞に応募してください。
自分のブログで発表して出版社の目に留まるという方法も、この頃ではありですね。
ボイルドエッグスという出版エージェントでは3万円で原稿を見てくれます。
ボイルドエッグス新人賞も半年ごとに募集中。
■東京新聞Web
HP:www.tokyo-np.co.jp/
■ボイルドエッグス
HP:www.boiledeggs.com/