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生誕120年 ル・コルビュジエを体感する(後(3ページ目)

【石川尚のWAKUWAKUプレス・レポート】#41:生誕120周年を記念して開催された「ル・コルビュジエ展―建築とアート、その創造の軌跡―」なんといっても実物空間模型には感激しました。 取材協力:森美術館




テーブルとは反対側には、ベッドがあり、ヘッドボードの後ろ・・赤いカーテンの向こうは・・・
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それしてもこの小屋模型、家具や照明、引手やフック等インテリアエレメントの細部まで復元されている。それもそのはず、世界的家具メーカー:カッシーナ社が実測や研究の結果細部まで実物サイズで再現し、2006年ミラノ・トリエンナーレで発表された模型なのだ。

カップ・マルタンから地中海を望むコルビュジエ。

1957年に妻イヴォンヌが亡くなった後も、何度もこのカップ・マルタンに脚を運んだというコルビュジエ。 そして1965年、カップ・マルタンの海で海水浴中に心臓発作で亡くなる・・・絵画、彫刻を愛し、建築を愛し、家具を愛し、そして何よりも人間を愛したコルビュジエ。 常に人間の目線・動作・サイズを基準にした彼の作品は、今なお世界中で使用され、研究され、建築・デザイン指標の一つとされている。
コルビュジエの墓標は、彼が愛した地中海を見下ろすこのカップ・マルタンの丘にある。(写真引用:展覧会図録259p)


…………………………………………………………………………………………… ■今回の関連リンク 森美術館




■ル・コルビュジエ 建築とアート、その創造の軌跡
■会場:森美術館
■会期:2007年5月26日~9月24日

※ 取材協力:森美術館






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