テーブルとは反対側には、ベッドがあり、ヘッドボードの後ろ・・赤いカーテンの向こうは・・・ (写真をクリックすると全体が拡大されます。) |
それしてもこの小屋模型、家具や照明、引手やフック等インテリアエレメントの細部まで復元されている。それもそのはず、世界的家具メーカー:カッシーナ社が実測や研究の結果細部まで実物サイズで再現し、2006年ミラノ・トリエンナーレで発表された模型なのだ。
カップ・マルタンから地中海を望むコルビュジエ。
1957年に妻イヴォンヌが亡くなった後も、何度もこのカップ・マルタンに脚を運んだというコルビュジエ。 そして1965年、カップ・マルタンの海で海水浴中に心臓発作で亡くなる・・・絵画、彫刻を愛し、建築を愛し、家具を愛し、そして何よりも人間を愛したコルビュジエ。 常に人間の目線・動作・サイズを基準にした彼の作品は、今なお世界中で使用され、研究され、建築・デザイン指標の一つとされている。コルビュジエの墓標は、彼が愛した地中海を見下ろすこのカップ・マルタンの丘にある。(写真引用:展覧会図録259p) |
…………………………………………………………………………………………… ■今回の関連リンク →森美術館
■ル・コルビュジエ 建築とアート、その創造の軌跡
■会場:森美術館
■会期:2007年5月26日~9月24日
※ 取材協力:森美術館
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