記録面(レーベル面)に傷をつけるのが確実な廃棄方法
ディスクを廃棄する際に他人にデータを盗まれない最も安全な方法は、完全に粉々にすることだと思いますが、ディスクを壊すシュレッダーがある一般家庭はまだ少ないでしょう。また、手で割ったりするのも破片が飛び散ったり、上手く割れないなど、なかなか上手にはできません。そこで、ディスクを壊さないで、簡単に廃棄する方法を紹介します。
「ディスクに傷をつけて読込不可にして廃棄する」というのが、最も一般的な方法だと思います。
しかし、この方法で廃棄する場合、正しい傷の付け方があり、なんでもいいから傷つければいい! と思っていてはいけません。傷が付いていても読み込む方法はあるのです。
特に、多く誤解されているのが、ディスクの裏面(読込面)に傷を付けて廃棄している人が意外といますが、これはNGです。実はディスクの裏面に傷を付けても読み込みができてしまうのです(中には読み込みできない場合もありますが)。
正しい方法は、記録面(レーベル面)に傷をつけることです。さらに良い方法は、カッターで2、3カ所に切り込みを入れて、布製のガムテープ(粘着力の強い)を貼って勢いよくはがす! これが面白いように記録面がはがれます。こうすれば、PCやその他再生機器ではまず読み込みされることはありません。