大容量でiPhoneの容量不足を補う「KDrive for iPhone」
クラウドストレージの容量を重視する人に人気なのが「KDrive」です。これは、無料で利用できるセキュリティソフトや、低価格のオフィススイートを販売しているキングソフトが提供しているストレージサービス。登録するだけで30GBのクラウドストレージが利用可能なのに加え、さらにさまざまな手続きを踏むことにより、最大50GBもの容量を無料で手に入れることも可能です。ただしKDriveを利用するには、あらかじめパソコンのWebブラウザなどを使ってアカウントを取得する必要があります。iPhone版のKDriveアプリ「KDrive for iPhone」上からアカウントを登録する仕組みは用意されていないので、あらかじめ別の手段でアカウントを作成しておきましょう。
KDrive for iPhoneでは、クラウド上のファイル閲覧のほか、ファイルのダウンロードやリネーム、削除などは可能ですが、ファイルのフォルダ間移動などは基本的にできないなど、他のアプリとは機能や操作に異なる部分があるので注意が必要です。
クラウドに写真をアップロードする方法も他とは少々異なっており、2つの手段が用意されています。1つは、カメラで撮影した写真をそのままKDrive上にアップロードする「クラウドカメラ」。iPhone内に画像ファイルを残さずアップロードできるので容量が節約できるほか、モバイル回線での利用を考慮し写真の画質をコントロールできる点に特徴があります。
そしてもう1つは「写真バックアップ」。これは、iPhone内の写真をまとめてKDrive内にアップロードして保存しておくことができます。こちらもアップロードの際、写真の画質を変更することができます。
こうした仕組みから、KDriveはその大容量を活かし、iPhoneを容量的にサポートするツールとして活用するのがよいといえるでしょう。
【アプリ情報】
・アプリ名:KDrive for iPhone
・価格:無料
・App Storeへはこちらから(iTunesをお持ちの場合は、iTunesが起動します)。
次は「iCloud」について説明します。