オフィス文書の編集も可能な「Google ドライブ」
さまざまなクラウドサービスを提供している、クラウドストレージサービスが「Google ドライブ」です。これは元々、Webブラウザ上でワープロや表計算などのオフィス文書を編集できるサービスとして提供されていた、クラウドオフィススイート「Google ドキュメント」を、保存容量をアップさせ、ストレージとしても利用できるようにしたものです。iPhoneアプリ版のGoogle ドライブは、Google ドライブを既に使っている人はもちろんのこと、GmailやGoogle+などを利用する際にGoogleアカウントを取得している人なら、そのアカウントを用いてログインし、サービスを利用することができます。なおGoogleアカウントを持っていない場合も、アプリ上で直接作成が可能です。
Google ドライブではDropbox同様、クラウドにアップロードされたファイルの閲覧や管理と、画像や動画のアップロードが可能ですが、自動アップロード機能は用意されていません。ですがGoogleドキュメントの機能を引き継ぐ形で、スマートフォン上でオフィス文書の閲覧だけでなく、作成や編集もできるという、大きな特徴を備えています。
作成・編集ができるのはドキュメント(ワープロ)とスプレッドシート(表計算)の2種類で、前者は文章を入力するだけでなく文字の装飾などが可能であるほか、後者はセルの入力や罫線などの利用も可能で、簡単な資料の作成はiPhone上でできるようになっています。もちろん作成したファイルはGoogle ドライブを経由して、パソコンで閲覧したり、他のユーザーと共有したりできます。
なおGoogle ドライブで利用できるストレージ容量は、無料では5GBまでとなっております。容量を追加したい場合、アプリ上からは25GBを1年当たり2200円で追加購入し、利用することが可能です。
【アプリ情報】
・アプリ名:Google ドライブ
・価格:無料
・App Storeへはこちらから(iTunesをお持ちの場合は、iTunesが起動します)。
次は「SkyDrive」について説明します。