不倫の抜け出し方って?
そろそろ本当の愛情は何かを学びませんか?
(1) 不倫相手の代わりになる人を見つける。
(2) 本当の愛を学び、偽りの愛をきちんと見抜ける人になる。
ひとつずつ、紹介します。
(1) 不倫相手の代わりになる人を見つける。
先ほど、「不倫には本当の愛情がない」と言いました。本物の愛情をもってない場合は、代わりはいくらでも作れるのです。
よく「失恋の痛みは、新たな恋愛を見つけることが特効薬」なんていいますが、相手を好きなのではなく、自己愛で恋愛している人は、同じように“自分を満足させてくれる相手”が現れれば、問題解決なのです。愛しているのは「自分」だけだからです。
つまり、今回のパターンでも、そんな自己愛しか持ってない場合は、彼以外に自分を満足させてくれる人が現れれば、彼なんかどうでもよくなるものなのです。「男は彼しかいない」と思うから苦しむのです。
だったら、他にそういう人がいないか探した方が、不倫を引きずるよりは、まだいいでしょう。
(2) 本当の愛を学び、偽りの愛をきちんと見抜ける人になる。
正直言うと、(1)は推奨しません(苦笑)。人は、本当の愛情を持たない限り、幸せにはなれないからです。
自分勝手な愛情しか持てないから、同じように自分勝手な男性を引き寄せてしまうのです。
先ほどのパターンでも同じです。自分には自己愛しかないから、相手のことをよく見ることができず、相手の自分勝手なところにも気づかないのです。
(1)では、「代わりはいくらでも作れる」と言いましたが、先ほどの例でも、残酷なことを言ってしまうと、その不倫相手の彼は、相談者さんのポジションを今は他の女性で補えてしまっているのです。
もちろん、また他に補える相手ができれば、その彼女のことだって必要なくなるでしょう。つまり、彼にとっては“代わりになる人”ばかりなのです。つまり、そこには愛など存在していません。
自分が気持ちよく過ごすための自己愛しかないのです。
でも、その彼は奥さんとは別れません。本当に奥さん以上の人がいれば、子供がいようが別れるでしょう。でも、それはしないということは、彼にとっては「奥さんの代わりはいない」のです。
「子供が成人になったら」など、いろいろな言い訳をする既婚者男性はいますが、本当に不倫相手のことを愛していたら、誠意を持って決着をつけるものでしょう。決着をつけないのは、そこまでの愛情と覚悟がない証拠です。
もっと言ってしまえば、本当の愛情は、「相手がHAPPYなら自分もHAPPY」です。つまり、本当に相手を愛していたら、相手の幸せを願うものなので、そもそも日陰の存在にはしません。
本当の愛は何かを知り、偽りの愛情をきちんと見抜けるようになって、今、自分が愛だと思い込んでいるものが愛でもなんでもないことに気づきましょう。
そんな不倫に、いつまで時間を費やしますか?