近隣在住でも、上司や主賓にはハイヤー代を用意するのが無難
女性にとって人生最大のイベントともいえる結婚式。できれば多くの人に祝ってもらいたいと思いますよね。家族、親戚、友人、知人、会社の上司や同僚、世話になった人などが一般的な結婚式に招待する範囲です。ですが、皆、近くに住んでいるとは限りません。そのために、重要なのは交通費や宿泊費の負担です。遠方からの招待客にわざわざ自腹で駆けつけてもらうというのはきがひけるのではないでしょうか。ですが、遠くの人々に全額負担するのも、不況の世の中では辛いかもしれません。そこで大事なのは場所と自分との関係です。
■交通費や宿泊費の負担方法
結婚式を東京で行うとします。東京在住の友人なら交通費はほとんどかからないのでこちらで負担する必要はありません。宿泊する友人なら宿泊費を負担します。ただし、会社の上司や主賓には式場までのハイヤー代を負担しておくのが無難です。この場合の相場はだいたい1万円以上。宿泊されるなら泊まる場所を用意するか、宿泊費を負担する必要があります。
また、福岡や大阪、広島などの遠方なら交通費も宿泊費もさらにかかります。遠くの友人や親戚なら交通費を半額~全額負担(新幹線の料金相当、2万~3万円が妥当)。宿泊する場所が用意できないならホテル代も全額負担が基本です(普通のホテル料金、1万~2万円相当)。
■交通費や宿泊費の総額を見積もる方法
交通費の見積もり総額は新幹線代を基本として、遠くの友人や親戚の人数に合わせます。宿泊費も事前に泊まることになる人数を把握しておけば、ホテル代×人数で総額が出てくるでしょう。細かく計算するよりはあくまでも見積もりとして出しておくのがいいです。
■交通費や宿泊費の負担を軽くする方法
交通費を出すときに相手に新幹線のチケットを渡すのも手ですが、時間指定などがあると条件が厳しい。そのため、宿泊費の負担を減らすのがいいです。自分で宿泊できる場所を用意できればこしたことありませんが、招待客が多いならホテルで団体割引制度を利用してはどうでしょうか。
例えば10名以上なら1部屋1泊で500円割引のホテル。こうしたホテルは結構ありますので、会場に近い場所のホテルで団体予約をしておけば、宿泊費の負担を減らすことができます。また、2カ月前など、かなり前に予約しておくと予約割引(早割)、さらにインターネット予約割引も適用されるホテルもあるのでさらに安くなります。