「結婚したい」願望の取り扱い方
30代になってもモテ続ける女性は、自分の中の「結婚したい」願望を素直に受け入れつつも、その願望の質を変えればいいのだと。「結婚したい」願望を構成している要素のモテない部分=執着心や男性への依存心を捨てること。モテ女たちは、「結婚しようとしまいと、人生はそんなに変わりないし、何事も自分次第である」くらいに思っている。つまり、精神的に自立しているのだ。恋愛だって同じこと。遺伝子や若さや通俗的な情報に頼らない、振り回されない。常に自力でモテているから、いくつになっても関係なく、モテるのだと思う。
40代だって男性を落とすのは簡単。その理由
そんな自力モテ女の一人が、面白いことを行っていた。先日、40代を迎えたばかりの彼女には、現在、27歳の可愛い彼がいるにもかかわらず、他の年下男子からも引く手あまた。その理由をたずねると。「男の子を落とすのは簡単だよ」と笑う。
「最初から、付き合いたいとか結婚したいとか、契約させようとするから難しいだけ。一緒に楽しく過ごすことだけに集中すれば、彼をよく観察して欲しい言葉や態度をあげればいいだけのことだもん」
彼女は、男子に何も求めない。お誘いも、好意の言葉も、契約も。むしろ、彼らが欲しがっているものを惜しみなくさらりとあげてしまう。これもまた、一種の軽さだし、この心地良い“軽さ”は、年齢を重ねて自立できた女性ならではの特権なのだ。
そんな年齢不詳のモテ女は局地的な話で、世間的には多数派ではないのかもしれない。でも、老若男女が不安定な時代だからこそ、彼女たちのように、自力で軽やかに生きている女性は、ますます求められモテていくんじゃないかと思う。