石田さんの「年の差夫」「高齢パパ」ぶりに注目
年齢を感じさせない素敵な「年の差夫」急増中!
2012年11月5日に理汰郎君という男の子を授かった石田純一・理子夫妻。不妊治療のいきさつなどを隠さず語り、出生前診断結果の発表などでも注目を集めたこのカップル。58歳にして3人目の子供を授かった石田さんのよき夫ぶり、パパぶりに注目が集まっています。今回は石田パパに見る、「年の差夫」「高齢パパ」について考えてみましょう。
3度目の正直?
石田純一さんにとっては3度目となる奥様が現在の東尾理子さん。最初の奥様とは学生結婚で、俳優のいしだ壱成さんをもうけたものの離婚。2番目の奥様松原千明さんとも、モデルのすみれさんを授かったものの結婚生活は11年で破たん。現在の東尾理子さんとは、理子さんの父、東尾修さんら周囲の反対を跳ね返し「ロンドンハーツ」の番組中での公開プロポーズで結ばれたといういきさつは、ご存知の方も多いと思います。バツ2で、37歳から0歳までという親子ほどの差がある3人の子供たちも全部異母兄弟という、“ワイルド”な結婚生活は、なかなか他に例がないかもしれません。
これだけ複雑な人間関係にあっても、二人の子供たちと共演したり、現在の妻理子さんと壱成さん、すみれさんとの間に交流があるなど、良好な関係を保っているのは、彼の人徳によるものなのかもしれません。離婚歴がある高齢パパの場合、過去の結婚での妻や子供の存在が、今の夫婦生活に大きな影を落とすこともよくあります。年の差夫の場合、過去の結婚でのごたごたが片付いていることが、現在の夫婦関係を良好にする重要なポイントといえます。
平成のプレイボーイからよき夫へ
20代からアラサーの方にとっては、石田さんは俳優というより、バラエティや様々なイベントに顔を出すオシャレタレントのイメージしかないかもしれません。しかし、アラフォーからアラフィフのバブル体験世代にとっては、石田純一と言えば「抱きしめたい!」「君の瞳に恋してる!」「同・級・生」などトレンディードラマの常連だった、最もイケてる俳優の一人。当時のドラマでの颯爽としたイケメンぶりを思い出すと、胸がきゅんとする方も少なくないのではないでしょうか?今でこそ、半分ギャグのようにもなっている靴下をはかないスタイルやセーターを肩にかけるスタイルといった独特な彼のファッションも、当時は皆がこぞって真似をしたものでした。
そんな好感度の高かった彼が一気にバッシングを受け、不遇をかこったのが「不倫は文化」発言です。1996年に、当時モデルの長谷川理恵さんと不倫交際中であったことを非難された際、石田さんが取材の芸能レポーターに対し、「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」と答えた言葉が「不倫は文化」というフレーズになって拡散。これが「不倫を正当化する発言」として、大きく非難をあびました。その翌年には2番目の妻松原千明と離婚し、しばらくは平成のプレイボーイの名をほしいままにするジゴロなイメージの時期が続きます。
そんな、不倫、プレイボーイというイメージは、2009年に東尾理子さんと結婚してからは、徐々になくなり、今やよき夫イメージがすっかり定着してきました。もともと軽妙なトークは得意な方ですが、その端々に、娘ほど若い年の差妻への愛情を臆面もなく表すのが好感度アップに貢献しているようです。酸いも甘いもかみ分けた「恋愛のベテラン」石田さんらしいスタイルだと言えるでしょう。
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