フェルメールが愛した青を生み出した街、デルフト
光の魔術師フェルメールが愛した青、世界的に有名なデルフトブルー。独特の青を生みだした背景には運河が張り巡らされた美しい市街地と、街を出て少し歩くだけで目の前に広がる緑豊かなデルフトの森があったからかもしれません。マルクト広場にあるルネサンス様式の市庁舎は、フェルメールも結婚公告をしたデルフトのシンボル。シンメトリーの優雅な建物ですが、中央にそびえる塔はかつては牢獄で、今でも拷問器具などが内部に残っています。
予約すればガイドツアーで見学が可能なので、普通の観光では物足りないという人はぜひトライしてみてください。またフェルメールが洗礼を受けた新教会はオランダ王家ゆかりの教会。教会の塔からは美しいデルフトの街並みはもちろん、天気が良ければデン・ハーグやロッテルダムまで一望の下に見渡せます。
行き方
アムステルダム中央駅からデルフト駅までIntercityで57分。
料金は片道2等11.70ユーロ~、1等19.90ユーロ~。
オランダ政府観光局(www.holland.com)から許諾をいただいた写真を投稿しています。
※データは記事公開時点のものです