伝統的な建物が移築・保存されている地区 ザーンセ・スカンス
のどかなオランダの原風景が広がるザーンセ・スカンスは17~18世紀のザーンランド地方の伝統的な建物が移築・保存されている地区。昔ながらの木造家屋に古い造船所、そして風車が回るオランダのイメージそのままの村です。ザーン川にかかる跳ね橋を渡ると、白線が入った緑色の壁に赤い屋根の伝統的なオランダ家屋がずらりと立ち並び、その合間にはオランダ名産のチーズや木靴工場、ユニークな博物館が点在。さながら村全体がテーマパークのようなザーンセ・スカンスには、往時には600基以上もの風車が稼働しており、様々な製品が作られていました。
現在も数基が動いており、内部見学ができます(有料)。アムステルダムから近いこともあり、すっかり観光地化されているのはちょっと残念ですが、誰もが想像するオランダがここにあります。
行き方
鉄道:アムステルダム中央駅からコーフ・ザーンデイク駅まで約20分。※オランダ政府観光局(www.holland.com)から許諾をいただいた写真を投稿しています。
※上記データは記事公開時点のものです。