iPhoneのような爆発的に売れる商品の電子部品企業に注目を
日本でも9月21日に発売された米アップル社の「iPhone5」は初日から凄い販売高を叩き出しています。JPモルガンによるとiPhone5はアメリカのGDP0.5%増加させる効果があるのではないかと予想するほどです。アメリカだけで恐ろしいほどの経済効果が見込まれるのですが、実はこのiPhone5で恩恵を受けるのは輸出企業の要でもある日本の電子部品企業。正式に発表されてはいませんが、iPhone5に使われている部品の取引先には多くの日本企業が入っています。
『情報セラミックコンデンサーは村田製作所やTDK。フラッシュメモリーは東芝。バッテリーはソニーとTDK。カメラはソニー。液晶パネルはシャープ、ジャパンディスプレイ。DRAMはエルピーダメモリ※』です。
iPhone5が売れれば売れるほど日本企業が作った電子部品の需要が高まるので、上げた20社の業績も良くなるわけです。大ヒットするのはアップルの株価が時価総額で世界一になったことでも容易に読み取れるでしょう。iPhone5という新型スマートフォンが発売されただけでも、その関連株は大いに期待出来るのです。
このようにiPhoneのような爆発的に売れる商品の部品に使われるか、使われないかの情報は、電子部品業界の株価に大きな影響を与えます。新製品を売り込むのに難しい現状において、世界一のブランドを持つアップルの商品がとても魅力的です。ソフトバンクやauなどはもちろんですが、こうしたところにも投資のチャンスが眠っているわけです。
※出展:『iPhone5:好調発進…部品メーカー追い風- 毎日jp(毎日新聞)』
mainichi.jp/select/news/20120922k0000e020182000c2.html
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