ネイティブアメリカンの聖地 モニュメント・バレー
「メサ」と呼ばれるテーブル状の台地や、「ビュート」と呼ばれる浸食により細くなった岩山などがあり、それらが記念碑(モニュメント)のように並んでいることから、モニュメント・バレーと呼ばれています。ユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がるエリアの名称がモニュメント・バレー。古くからナバホ族の居住エリアで、その一部はナバホ国の管轄で、ナバホ族の聖地とも言われ、観光客が自由に入れる地域が制限されています。
赤い大地が広がり、「これぞ西部」と思わせる景色は、西部劇をはじめ、さまざまな映画やCMの舞台として登場している、まさにアメリカの荒野の象徴的な存在です。なかでも鉄分の多い赤い砂岩のナバホ・サンドストーンは2億7000年前の地層で、このエリアの最大の見どころです。
モニュメント・バレーまでのアクセス方法は、レンタカーで6時間30分~7時間ほど。または、ラスベガスからの現地ツアー、シーニック航空ではフライトツアーを扱っています。