水の浸食でできた流れるような美しい奇岩 アンテロープ・キャニオン
アメリカの先住民のナバホ族の居住区にあるアンテロープ・キャニオン。スコールなどによる鉄砲水や風などにより、砂岩が何百年もかけて浸食されたため、独特な流れるような美しい岩が形成されました。ナバホの言葉で「水が岩を流れる場所」という意味のアッパー・アンテロープ・キャニオンは、頂上の岩の開口部から差し込む太陽の光が幻想的で観光客にとても人気です。
天気のいい、太陽が頭上に昇っている時間に行くのがおすすめです。また、ナバホの言葉で「螺旋の岩石アーチ」という意味のロワー・アンテロープ・キャニオンは、アッパー・アンテロープ・キャニオンからは数キロ離れています。現在では階段などが設置されていますが、足場が悪いのでアッパーよりも散策は容易ではありません。
アンテロープ・キャニオンは、ナバホ国内にあるため、旅行者が勝手に立ち入ることができません。そのため、ラスベガスで現地ツアーに参加する方法しかありません。一度に観光できる人数を制限しているため、早めの予約がおすすめです。