「スライム」と「スライムもどき」

最初に申し上げますが、いわゆる「手作りスライム」は、「簡単」に作る事が出来ますが「安全」ではありません。「ほう砂(ホウシャ)」という危険な物質を扱う作業になるので、個人的には未就学の子供に作らせるのはお勧めできません。

材料

  • 色水(食紅または絵の具を水に溶かしてお好みで作って下さい。)
  • 洗濯のり(PVA配合のもの)
  • ほう砂(ホウシャ) ※薬局に売っています。
  1. あらかじめ、コップに水を入れてほう砂を溶かして「ほう砂水」を作っておきます。
  2. 少しずつほう砂を入れていき、これ以上溶けないというところまで溶かします。
  3. 別のコップに色水を50ml程入れ、同量の洗濯のりを加えて割箸でよく混ぜます。
  4. そこにほう砂水を少しずつ加え、ちょうど良い硬さになったら完成です。
  5. 入れすぎると硬くなります。そうなったら作り直し。

ほう砂の危険性について

第13改正 日本薬局方解説書より
「外用により発疹、眼瞼炎などの過敏症状が現れることがある。また、健康な皮膚面からの吸収は遅いが、創傷面からの吸収は速やかで、急性中毒を起こすことがある。また経口摂取により、胃腸炎、大脳浮腫、肝・腎の脂肪変性などを起こすことが報告されており、頭痛、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、紅斑性皮膚炎、脱毛などの症状が現れてることがある。特に小児では5~10gのえん下で激しい嘔吐、下痢、ショックなどを起こし、死にいたるとする報告がある。」
よって、スライム作りは子供だけでさせてはいけません。かならず大人が付き添い、指導しましょう。

と、ここまで書きましたが、小さな子供にもスライム作り体験をさせたい!という時にオススメなのが、片栗粉による「ダイラタンシー現象」の体験です。こちらは水と片栗粉だけで出来ますので、小さなお子様でも安心。ただし大変よごれますので、後片付け頑張って下さい。

片栗粉と水を1対1の割合で混ぜるだけ。ぎゅっと握ると固まり、手を開くとドロドロになる不思議な感覚を体験できます。少量でも出来ますが、洗面器くらいあると楽しいです。大きなタライくらい作る事が出来ると、中に入って遊べます。転んで窒息とかしないように注意して下さい。



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