オーロラ/カナダのオーロラ観賞

3泊で観賞確率95%!イエローナイフのオーロラ観賞(2ページ目)

オーロラの都の看板に偽りなし!カナダのみならず、世界的にもオーロラ観賞確率が高いことで知られるイエローナイフ。イエローナイフでのオーロラツアー、オプショナルツアー、鑑賞のベストシーズン、町の様子など徹底解説!

執筆者:下村 猛

日本からイエローナイフへのアクセスは?

イエローナイフとカナダ主要空港の位置関係と所要時間 (C) Blue Works

イエローナイフとカナダ主要空港の位置関係と所要時間 (C) Blue Works

日本からの直行便はなく、最低でも1回の乗り継ぎが必要です。乗り継ぎパターンは数多くありますが、成田~バンクーバー、または成田~カルガリーのエアカナダ直行便を利用し、同じくエアカナダの国内線へと乗り継ぐ方法が一般的です。

カルガリーからはイエローナイフへ直行便があるので、成田~カルガリーの直行便が取れれば、カルガリーでの乗り継ぎ1回のみでのアクセスが可能です。ただし、成田~カルガリー便は冬季減便されることが多いので、スケジュールの確認をお忘れなく。日本からカナダへの直行便については、カナダ航空券の記事もご参考に!

成田~バンクーバー便を利用すると、カルガリーまたはエドモントンでの乗り継ぎが主流。繁忙期だと、カルガリーとエドモントンの両方を経由することもあります。

エドモントン~イエローナイフ間では、カナディアンノースファーストエアという航空会社が運航しており、これらの航空会社の便を利用することもあります。

乗り継ぎパターンが多いので、一概には言えませんが、最速のパターンだと現地到着が19時ごろ。逆に最も遅くなるパターンだと現地到着が同日の22時ごろとなるので、フライトにより、到着日の行動が大きく左右されます。

イエローナイフでオーロラ観賞ができるシーズンはいつ?

夏は湖に移りこむ逆さオーロラの観賞が可能undefined写真提供:オーロラビレッジ

夏は湖に移りこむ逆さオーロラの観賞が可能 (C) オーロラビレッジ

まず、オーロラ観賞のシーズンは下記のように2パターンあります。
  • 冬シーズン……11月中旬から4月上旬
  • 夏シーズン…… 8月中旬から9月下旬
オーロラは冬のイメージが強いため、よく誤解されるのですが、オーロラと寒さは全く関係なく、実は1年中見られる可能性があります。ただ、上記以外の時期は観賞に適していません。まず、5~7月は夜が短すぎるのがネック。緯度の高い場所では、夏は日照時間がとても長く、まさに白夜状態。夜になっても暗くならなければ、オーロラが出ても見えません。8月中旬ともなると、かなり日が短くなってくるので、オーロラ観賞が可能になり、夏シーズンが始まります。

10~11月に掛けて見られない理由は、不安定な天候。まさに冬の始まろうとする時期で、雪も多く晴天率が著しく低下するため、せっかくオーロラ観賞に来ても、見えないことが多いです。

イエローナイフの月別平均気温(クリックで拡大)

イエローナイフの月別平均気温(クリックで拡大)

夏と冬とどちらが良いか?という質問もよく受けますが、一番大切なオーロラが見られる確率という点では、夏と冬に差はありません。ただ、右の図のように、冬の寒さはハンパではありません! オーロラは見てみたいが寒いのは絶対にイヤ!という人には夏がおススメ。では、夏のデメリットは何かと聞かれると、ズバリ料金が高いこと。 カナダは夏が観光シーズンなので、飛行機の料金が圧倒的に高くなり、時期によっては値段が倍以上違うことも……。

こちらの記事では冬のオーロラツアーを中心に紹介していくことにしますので、夏のオーロラ観賞についての詳細は、カナダで夏のオーロラ観賞の記事をご参照ください。

いずれにしても、真冬のイエローナイフで、スキーウェア程度の防寒具はまったく歯が立たないので、レンタル防寒具は必須。また、冬の寒さは現地で極地専用の防寒具をレンタルすることで、かなり緩和されます。

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