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バンコクの一軒家ショップchico(チコ)(3ページ目)

旅先でのインテリアショップ巡りは、センスを磨き、いい物を見る目を養うのに欠かせません。バンコク(タイ王国)に出掛ける方には、閑静な住宅街にある一軒家ショップ「chico(チコ)」がオススメ。日本人オーナーが厳しくチェックした、クオリティ高いアイテムをご覧あれ。併設のカフェも要チェックです!

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

繊細で上等な手仕事アイテムは今が買い時 

タイの各地で受け継がれてきた伝統工芸品の中には、驚くほど緻密な作りのものが多くあります。たとえばタイ南部でしか育たないlipao(リパオ)という植物を編んだバッグやカゴは、2~3ミリ幅の素材を使っていて、とても繊細な雰囲気。王室御用達ともなれば、素材を更に細く削って糸のような状態にしてから編むという、とっても手間暇かかる作品が作られるそうですよ。
 

バンコクの一軒家ショップchico(チコ)

オーナーはもともとインテリアの仕事でバンコクに赴任し、設計した空間に合う家具や小物の手配も任されていたデザイナー。タイ各地へと買い付けに行くうちに知識も知り合いも増え、chicoをオープンさせることに。メーカーや職人と直接コミュニケーションして仕上がりを確認しているため、品質に目が行き届いている印象があります。店内には友人のアーティストのアート作品も。右はタイの伝統工芸品のコーナー。質が高く、インテリア小物として非常に優秀!


日本でも伝統工芸の仕事は後継者を育てるのが難しいといわれますが、それはタイも同じ。腕のいい職人さんはかなり高齢で、その技を引き継ぐ人を見つけるのは難しい状況だそう。それゆえ、今買っておかないと数年後にはもう手に入らないかも、というアイテムはけっこう多いそうです。「いつか買う」のであれば、今のうちにどうぞ。
 

バンコクの一軒家ショップchico(チコ)

今後は手に入りにくくなるかもしれないタイの伝統工芸品も、意外にお手頃価格で購入できます。リパオのカゴは220バーツ~、ジュエリーケース560バーツ~。リパオの製品は他にブレスレットやバッグなどもありました。持ち手つきの収納カゴは移動させやすいのがいいです。フルーツを盛ったり、カトラリー入れにしても素敵


使い勝手が良いのは、リパオのカゴ。フルーツを盛ったり、小物を飾ったり。色合いは控えめながらも、よく見ると凝った作りです。こういった手仕事の品を、愛着を持って大切に使い続ける暮らしができるといいですね。散らかりがちな収納できるボックス類もオススメです。

次のページでは、ネコのいる併設カフェをご案内します。

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