タイの各地で作られる、オリジナル雑貨とインテリア小物
バンコク・スカイトレイン(BTS)のトンロー駅から歩いて10分弱、スクンビット通りのソイ(路地)53の奥に佇むchico(チコ)は、タイ在住歴20年近い女性デザイナーがオーナーの雑貨屋さん。現地の雑誌やテレビで何度も紹介されていて、バンコクではかなりの有名ショップです。
トンロー駅(Thongloo)の1番出口の階段を下り、ひとつめの角を右に曲がった道がスクンビット通りのソイ53。あとはひたすらまっすぐ900m進み(10分程度)、突き当たりの少し手前に路地があるので、そこを右に曲がった先にchicoがあります
お店に入ると、右側がカフェ、左側がショップという作り。ショップには、上等な手仕事の品もあれば、バラマキ土産にぴったりのストラップやコースターなど、お手頃価格のアイテムも豊富。日本では手に入りにくい水牛の角を使ったカトラリー、ココナッツの木のカトラリーは種類も数も充実していました。タイの王室に蜜蝋を納入しているメーカーがほんの少しだけ一般用に作っているキャンドルや石鹸は、質が高いと評判。
黒の収納ボックス1800バーツ。ロータスやフルーツの炭のオブジェ。バラ売りとセットものがあります。ココナッツウッドのカトラリーは人気の品。シェル素材のカトラリーもあります。ちょっとしたお土産向きのコースター100バーツ。王室御用達の蜜蝋を使ったオリジナルの蜜蝋キャンドル(70バーツ~)には空気をきれいにする効果もあるとか
他にも、コーナーに飾るのにぴったりのオブジェ、女性に人気のインテリア用品など、ラインナップは非常に幅広く飽きません。chicoに並ぶ商品の約6割は、オーナーがデザインしたオリジナル雑貨です。その他のアイテムも「日本のお客さんは細部の仕上げを気にするから、ここはもっと丁寧に」「この色合いはもっとシックに」などのディレクションを出しているので、他では買えないものが多いのが特徴です。
次のページからは、驚くほど繊細で丁寧なタイの伝統工芸品と、ガイドおすすめの小物をご紹介します。