「らくらくフォン」の富士通ならではの工夫が満載
「ARROWS」は富士通のスマートフォンブランドですが、富士通といえば、ほかに「らくらくスマートフォン」を作っているメーカーでもあります。「らくらくスマートフォン」には、「タッチ操作に不慣れな人でも、スマートフォンを使いやすいように」という工夫がされていますが、この「ARROWS Me F-11D」にも、そんな工夫がいろいろと盛り込まれています。たとえば、画面下のボタン。最近ではタッチセンサー式のボタンを採用する機種が多くなってきていますが、本機ではしっかり押せるハードウェアキーが採用されています。また細かいところでは、ホーム画面をタッチしたときに画面の矢印が表示されて、左右にスライドできることを教えてくれたり、画面の上から通知バーを引っ張り出せることがわかる、工夫もされています。
画面下にはしっかりと押せるボタンが配置されています。最近はこのようなハードウェアキーを採用する機種が少なくなってきています。
「ARROWS Me F-11D」は2つのホーム画面を切り替え可能。富士通オリジナルのホーム画面には、矢印を表示するなど、タッチ操作に不慣れな人にも使いやすい工夫がいっぱいです。
よく使うアプリケーションを登録して、好きな画面で引っ張り出せるランチャー機能も。画面の好きな場所に配置設定できます。
加えて富士通製のスマートフォンには、「ヒューマンセントリックエンジン」という技術が採用されています。これは簡単にいうと、いろいろなセンサーを使って、ユーザーひとりひとりにあわせた聞きやすさや見やすさ、使いやすさを提供する技術。たとえば「あわせるボイス」という機能では、ユーザーの耳年齢に応じて、音質を聞き取りやすく調整してくれます。
また周囲の騒音や歩行中かどうかなど、そのときどきのシチュエーションによって、音を聞き取りやすく自動調整する機能も。歩行中など、着信に気付きにくいときには、着信音も自動的に大きくしてくれるなど、心憎い気遣い機能もあります。
同じく歩きながら画面に目を落とす場面では、揺れを検知して自動的に画面をズームアップ。文字を読みやすい大きさに表示してくれる機能も。いずれも、改めて説明されないと気付かないような機能ですが、得てしてこうしたちょっとした気遣いの有無が、使いやすさを左右するものです。
次ページでは、そのほかの注目機能を紹介します。