高いブランド力と優れた経営力、注目しておくべき銘柄

高いブランド力と優れた経営力、注目しておくべき銘柄です!

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ちなみに東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは京成電鉄や三井不動産などが出資するオリエンタルランド(東証一部4661)が保有するものです。そして40年以上前からオリエンタルランドはディズニー社と交渉を重ねた結果、ライセンス契約でのテーマパーク運営に漕ぎ着けたものです。つまりディズニー社は直接保有せず、売上の一部をライセンス料としてオリエンタルランドから徴収する仕組みです。受け取るライセンス料の対価としてディズニー社はオリエンタルランドに各商標、キャラクターの使用を許し、運営に関わるアドバイスを行っております。

従って世界最大のテーマパーク売上を持つ東京ディズニーランドの売上はディズニー社に連結されず、地域別で同社アジア売上は全体の6%(映画、グッズやDVD等の販売も)に過ぎません。逆に言えば、現在北米に頼り切っている売上構成は、今後アジアで大きな伸びしろを残しているとも言えるでしょう。

その他スタジオ・エンタテイメント部門では映画制作のほか、DVD、ブルーレイディスク、3D映画、音楽の制作販売会社を持ちます。また90年代にアップルを一時退社したスティブ・ジョブズが会社を買って大きくした、コンピューター・グラフィックの映画制作会社、ピクサー・アニメーション・スタジオもその後買収して保有します。スティーブ・ジョブズはディズニー社の役員でもありました。

ちなみにフェイスブック上場時のマーク・ザッカーバーグ氏がオープニングベルを鳴らした際、真横に映っていた女性は同社COOのシェリル・サンドバーグ(42歳、ハーバードMBA卒⇒マッキンゼー⇒財務省⇒世界銀行⇒グーグルにも在籍してIPO、フェイスブック社での昨年給与25億円+5月のIPOで天文学的売却益)ですが、現ディズニー社の社外重役にも名を連ねます。このスタジオ・エンターテイメント部門の利益率は10%程度です。

なお、ディズニーはバランスシート等の財務内容も安定しています。高いブランド力と優れた経営力、注目しておくべき銘柄と思います。
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