東南アジアの優良企業に手軽に投資する方法!

このタイミングで何処に投資するか!?東南アジアも選択肢の1つ

このタイミングで何処に投資するか!?東南アジアも選択肢の1つ

東南アジアの経済・株式市場が好調です。たとえばインドネシアを見てみると、2004年10月に同国初の直接選挙で選ばれたユドヨノ政権が直接選挙で選ばれた正統性を求心力に安定した政治基盤の構築に成功。このため、アジア通貨危機以来、14年振りにインドネシアのソブリン債格付けが投資適格級に復帰するなど、資金が流入しやすくなっています。また、インドネシアは世界第4位の人口を有し、一人あたりGDPは3000ドル程度で数年前の中国と同様、一番経済が伸びやすい時期にあります。また、資源国であり、資源価格上昇がプラスになりやすいことあり、インフレになりにくい側面があります。内需を牽引役に2011年は6.5%の安定した高成長を遂げました。物価の安定や投資マインドの改善などを背景に民間消費・企業の設備投資が好調です。

インドネシアは一例ですが、このようにして東南アジアの経済と株式市場は好調です。そこで注目したいのが香港に上場している第一太平(00142)です。同社は東南アジアの有望企業に投資をしている企業であり、同社であれば手数料がこなれた香港株を買うのと同じ感覚でインドネシアやフィリピンの有望企業に間接的に投資をすることが可能です。

香港上場のアジア新興国投資会社

第一太平は元々1981年、香港で設立された金融サービス会社で、元々の社名はOverseas Union Finance Limited (OUF)です。その後、様々な買収を通して、1988年に現在の第一太平の組織に再編し、裏口上場したような形をとっています。同社株は米国でADR(FPAFY)として上場し、ハンセン指数構成銘柄にもなっています。会社の形態は通常の企業ではなく、同社はアジアの新興国産業へ投資する投資ファンドのようなものであると考えるのが良いと思います。米バークシャー・ハサウェイ(ウォーレン・バフェット氏の会社)のような投資持株会社であり、第一太平が出資・投資した企業の業績が良くなり、その結果配当や株価の上昇を目指すというものです。

持株投資会社である第一太平の傘下には通信、インフラ(水道、有料道路、病院)、食品(栽培園と食油、麺、乳製品など)、天然資源という4つの主要な分野における上場会社を持ち、すべて東南アジアで事業を行う会社です。具体的には、フィリピンの通信大手PLDT社と、インフラ大手のMPIC、インドネシアの食品大手Indofood社、フィリピン最大の金・銅鉱山会社のPhilexの4社に出資しています。それぞれの出資比率は、2012年3月末時点で、順に25.6%、59.1%、50.1%、31.3%となります。50%を超える出資比率の会社は支配下にあるとみなされ、その売上高やバランスシートが第一太平の連結対象となります。25%前後のものは影響力のある投資ということで、持ち分法適用の関連会社となり、各利益が投資比率に応じて第一太平の利益に加わります。

次のページでは第一太平の投資理念を紹介します!