10代で見た幸せな家族像が未来を変えた?!
実はボク自身も10歳の時に両親の離婚を経験しています。今でこそ離婚そのものは珍しいことではないですが、当時はまだポピュラーではなかったので、子供だからこそ親がバラバラになることはショックでした。子供心に学校のクラスメイトにはそれを隠しておきたい気持ちもあり、いろいろ気持ちを整理させるのも大変だったことを今でも覚えています。だからボクの場合は、一番父親の影響を受けるであろう小学校の多感な時期に、父親に遊びに連れていってもらったり、家族旅行などの楽しい思い出が残念ながらありません。ありがたいことに、ボクはその影響をネガティブな方ではなく、ポジティブな方へと自分なりに転換していくことが出来ました。その大きな理由として、親の離婚によって逆に自立が早まったことや、思春期に音楽などの自分が夢中になれる趣味などにどんどんハマッていけたこと、そして当時の友達にも恵まれたことが大きかったと思います。その後、子どもに対して負い目があった父親が、16歳の時にボクの夢であった留学としてアメリカに行ったことがボクにとっては何よりも人格形成において大きな影響を与えてくれたのでした。
結婚しても約半数が離婚すると言われているアメリカでは、当時でも親の離婚は日本よりポピュラーでした。その子供たちもネガティブな感じではなく、明るく自分たちの家族環境についてオープンに話していました。その一方で、典型的なアメリカの仲良し家族の中で育った同級生たちは、映画の世界そのものの両親と再会時や別れる時にハグやキスを当たり前のように行っているのです。それを真近で見たことが、ボクにとっては憧れの家族の光景として心に刻むことになりました。
個人的な話で恐縮ですが、ボクは子供たちといっぱい家族旅行に行ったり、自分が見たようにハグやキスしたり、言葉で「愛してる」ということをきちんと伝えます。実は子供たちを通じて、自分が経験できなかった幼少期の寂しさを自ら取り戻しているのだと思います。
固定概念を書き換えることで幸せな結婚を手に入れる!
TOMOMIさんと最初に出会った時に、ボクの結婚観を聞いた彼女は、「どうすれば自分が持っている結婚に対するネガティブなイメージを書き換えることが出来るのか?」と質問されました。彼女はすでに大人であっても、当時の影響で自分に幸せな結婚ができる、またはそうなって良いんだというイメージがなかなか出来なかったようです。なぜなら、自分の両親の離婚する過程が鮮明に残り、自分たちを残して出て行った父親に対する不信感によって、すべての男性は父親と同じように結婚しても浮気や不倫をするものだと勝手な固定概念を作り上げてしまっていたからです。結論から言えば、それは単に自分が生み出した間違ったステレオタイプ(固定概念)です。それを克服するには自分自身がしっかりと幸せになることに対して前向きな意識に変えることで簡単に変えることができます。
先にも述べたように、両親の離婚に限らず、父親がとても厳しく怯えてた、または自分にまったくの無関心だったりと、父親からの愛情を十分に受けずに育った女性は多いとは思います。良くも悪くもその影響は受けても、皆さんが幸せな結婚生活を送ることはまったく別問題です。だからこそ、まずは自分自身が理想のパートナーと出会い大切に愛される、そして幸せな結婚生活を送ることを自分が信じることで、しっかり受け取れる準備をすることが大切なポイントになってきます。
とっても大事なテーマなので、次回も今回のモデルである彼女が理想のパートナーと出会ったことで、どうのように自ら彼の愛情を受け取り、幸せな結婚へと向かっていったのか心の変化をお伝えしたいと思います。
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