今回はギャラリー収納の大谷さんから子供部屋とシステム家具の考え方について伺ってきました。
子供の変化に対応する収納を!
子供部屋は実際に必要となると、どんな子供部屋にするのか悩ましいものですね。中でも収納は子供の年齢によって、収納したいものや収納方法が変わってくるので気を配りたいポイントのひとつです。子供の成長時期に合わせてどんな収納が必要なのかを挙げてみましょう。
おもちゃは簡単にしまえる工夫を。例えばこんなブロックはトレイに入れれば、出すのも片付けも簡単! |
親が中心となって物の出し入れをします。洋服類は畳んでしまうものが中心なので、引き出しがあると便利です。 おもちゃなど、小さな子供自身で収納させるものは、投げ入れれば片付くような箱などが使いやすいでしょう。
学校へ行き始めると学用品の収納が必要。机を準備する家庭も多いですね。 |
ランドセルやお稽古バックなどの学用品、通学用の服などが増えてきます。 幼児期に比べると掛ける洋服が増えてきますのでハンガーなどが必要です。自分で物の出し入れを始める時期なので、子供の手が届きやすく、出し入れしやすい収納が望ましく、一目でどこに何をしまうとよいかがわかるようにしておきましょう。
高学年になれば、机まわりも本などの収納が多く必要に(画像:ギャラリー収納) |
学年が上がるにつれ、学習に必要な本類が増えます。パソコンの所持率も高くなり、作業や周辺機器のスペースの考慮が必要です。洋服はサイズが大きくなり、全体に収納したいものの量が増えます。
ギャラリー収納の大谷さんは、「収納したいものの変化に合わせて、いろいろなキャビネットを増やせるのがシステム家具の良い点なんですよ」と提案しています。
次ページではシステム家具を子供部屋に取り入れるポイントを紹介します。増やせる!>>