キャンプに山登り! 亜熱帯の大自然を満喫する山遊び
日本では沖縄本島以南でしか見ることのできないオオゴマダラ
海のイメージが強い沖縄ですが、本州には見られない様々な植物が生息し、手つかずの自然が残る「山」もまた大変に興味深い沖縄の魅力となっています。
やんばるの自然の中を歩くネイチャーツアーが近年旅行者に人気上昇中 (C)OCVB
山人気が高まるとともに、沖縄でも山の自然に触れるツアーに参加する旅行者が増えています。沖縄の山遊びの楽しさは冷たい清流が流れる泉や滝壺を探検することにもあるので、やっぱり冬よりも夏のほうがおすすめ。真夏ほど暑くないこの時期はそんな山と川を楽しむ山遊びに最適な時期といえます。
亜熱帯の山の自然を楽しむのにおすすめは、もちろんマングローブのカヌツアー (C)OCVB
やんばるではいくつものネイチャーツアーが開催されているので、亜熱帯の森をトレッキングしたり、マングローブの川をカヌーで下ったりするツアーに参加してみるのもおすすめです。
クワズイモ、シダ、ソテツなど、どの植物も大きく育った亜熱帯の森を探索!
また、沖縄の山は高い山でも500mくらいなので、完璧な装備などなくても気軽に山登りを楽しむことができます。名護市にある名護岳は標高345m、うるま市の石川岳は204mなので、山頂まで行って帰って1.5時間~半日という気軽さです。さすがに真夏のあの暑さの中では山登りなど行く気になりませんが、この時期なら試してみてもいいかもという気分に。
たまには趣向をかえて山のバンガローに泊まる沖縄旅なんていうのもおすすめ (C)OCVB
大きく育った熱帯の植物たちの姿は、山というより時にジャングルという言葉を思い浮かべる場面もあり、生命の息づかいが色濃い熱帯の森の魅力にドキリとさせられます。沖縄というとついつい海をメインに考えてしまいますが、たまには山の上のバンガローに泊まる旅もいいと思います。やんばるにはいくつかそういった施設もあるので、山好きな人はぜひチェックしてみてください。
やんばるの森を抜けて滝を目指すトレッキングは人気のネイチャーアクティビティ
もちろん、本格的に山登りをしなくても、トレッキングでも亜熱帯の自然を体験できるので、小一時間滝を目指して歩いてみるなんていうのもおすすめです。全身にマイナスイオンをたっぷり浴びて、午後はホテルのビーチでのんびり、なんていう一日の過ごし方も悪くありません。
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